(左から)梅宮辰夫、秋山竜次(ロバート)

シルヴェスター・スタローンが殺し屋を熱演する主演最新作『バレット』のPRイベントが26日、都内で行われ、数々の出演作で“昭和のワル”を体現し続けた俳優の梅宮辰夫と、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が登場。頭から下の体格をマネする“体モノマネ”で話題を集める秋山はこの日、本人を前に梅宮の体モノマネを披露したが、当の梅宮は「これが芸なのか?」と呆れ顔だった。

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それでも秋山が「梅宮さんの色気あふれる若々しい肌つやを再現するために、乳液つけたりして頑張ってるんですよ!」と猛アピールすると、梅宮も体モノマネを渋々“公認”。これに気を良くした秋山は「クラウディアさんはとてもおきれい。ダイナマイトボディですよね」と今度は妻の梅宮クラウディアにラブコールをおくる場面も。さすがの梅宮も「(クラウディアの)真似していいよ。許可取っておくから…」とお手上げだった。

映画は人気グラフィックノベルをもとに、スタローン演じる老殺し屋のジミー・ボノモが殺された相棒の復讐を果たすため、ポリシーに反して刑事とコンビを組み、警察やマフィアに立ち向かう姿を重厚なタッチで描く。『ストリート・オブ・ファイヤー』などで知られる鬼才ウォルター・ヒル監督が、約10年ぶりにメガホンを執った。

梅宮は「ずっとチンピラみたいな役をやってきたけど、ハリウッド映画はバンバン撃ち合って気持ち良いね。スッキリする」とすっかり昔の血が騒ぎだした様子。秋山はスタローンの代表作『ランボー』シリーズの大ファンだといい「見る前は還暦過ぎているし、どうなんだろうと思っていたけど、実際は60代とは思えないすごい肉体! 腹筋もバンバン割れているし、目のギラつきも現役そのもの」と大興奮。もちろん、スタローンの体モノマネも披露し、ご満悦だった。

『バレット』
6月1日(土)から全国ロードショー