本人たちのポテンシャルもさることながら、楽曲もすごく面白くて、シングル1曲目の『ミラクルクルデコレーション』は、アイドルポップスらしい爽やかさがありながら、そこここに最新のダンスミュージックのエッセンスがちりばめられている、という意欲作。間奏がダブステップっぽくなるっていうおなじみ展開ながら、そこでラップ調に叫ぶんですからフレッシュネスたまりません!

2曲目の「あいすくりーむぽりす」はミドルテンポで大人っぽく迫ってくるのに、どこか「ひらけ!ポンキッキ」を思い出すようなファンタジーも感じさせます。なんていうか、最先端のセンスと80年代的ファンクネスの良さがあるんです。これは一度体感してみるしかないですよ!イベント後の物販でも普通にCD買って特典のサイン入りウチワもらったりしちゃいました(笑)。いやー、楽しかった!


以上、三現場の三組を怒涛の勢いでご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
実は2011年にも旅行で沖縄に一週間ほど滞在したのですが、その時はこんなにアイドルイベントがやっていなかったんです。今回はその半分以下の滞在でこんなに何組も見れてしまうんですから…。沖縄アイドルシーンの充実ぶり、ハンパないです!

さらに言えば、Key of Life「ASAYAKEの中で」やスチャダラパーfeat.小沢健二「今夜はブギ―バック」など90年代ファンクや、松田聖子、森高千里、フィンガー5などなど、アイドル史に残る名曲をカバーしまくっている琉球QT-BLUEが見れなかったのが心残りすぎて…。台湾ポップのカバーしてたり、男子ラッパーがメンバーにいたり、気になりまくってたんですよ!晴れたら国際通りでストリートライブやるんだろうなぁ、と思っていたら、その日はFC琉球の応援で那覇にいなかったらしく…。今度ぜったいQT-BLUE見たい…。そんな琉球QT-BLUE、先述のRYUKYU IDOLと5月28日に初の対バン、そして6月には初の北海道遠征、と勢いづいています。やー、もう、沖縄のグループ、飛び出しまくってますよ!

というわけで今回はここまで。後編では那覇のK-POPカバーイベントgraveと、ぴらぱら初の東京ライブの模様をお送りいたします。どうぞお楽しみに!