植村花菜、一人旅の体験が実を結んだライブツアー

2013.6.3 17:16配信
植村花菜 植村花菜

シンガーソングライターの植村花菜が、約1年3か月ぶりとなる単独ライブツアーを開催。ファイナル公演を5月29日に東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールで行い、会場はライブを待ち望んだファンで埋め尽くされた。

本公演は、今年3月に発売されたミニアルバム『Steps』のリリースツアー。本作をイメージしたというカラフルなステージセットの中、ギター、ベース、ドラム、鍵盤というバンド編成によりライブは幕を開けた。

アルバム1曲目の『新しい世界』でスタート。伸びやかな彼女の歌声が耳に飛び込んでくる。心地よく響く歌声と温かく包み込むような彼女の笑顔に、会場には和やかな空気が充満する。昨年2か月にわたりアメリカで一人旅をし、各地でストリートライブや音楽イベントへ飛び入り参加を体験したという彼女。最新作には、その経験がさまざまなジャンルの音楽となってバラエティに詰め込まれている。そのアレンジを再現するべく、『迷悩焦ワルツ』ではアコースティックギターをアコーディオンに持ち替え、『Oh! New Orleans』ではトランペットを披露。演奏後に、「今後のライブでは、だんだん上手くなっていく過程を観ていただけたらと思います」とはにかみ、会場を沸かせた。

他にも、「今回のツアーのために練習してきた」という、前アルバムのタイトル曲『手と手』のピアノ弾き語りや、パンデイロというブラジルのタンバリンの演奏にあわせて歌った3rdシングル『キセキ』、情感を込めて歌い上げたヒット曲『トイレの神様』など、いろんな表情で観客を魅了した。

アンコールの時に、客席から「結婚おめでとう!」と祝福の声があがると、アメリカの一人旅でパートナーと出会ったことを報告。「出会ってちょうど1年。一人旅の最後の1週間にニューヨークに立ち寄って。縁はどこに転がっているかわかりません」と話し、会場は再び温かい歓声に包まれた。ラストは、ステージに一人残り、自身の原点であるアコースティックギターによる弾き語りで『My Favorite Songs』を披露。これからも歌を歌い続けることを誓った。

今後、植村花菜は、8月19日(月)音霊 OTODAMA SEA STUDIO(神奈川県逗子海岸)で開催されるイベント“ある朝の風景”に出演する。

取材・文:門 宏

いま人気の動画

     

人気記事ランキング