『殺人の告白』(C)2012 DASEPO CLUB AND SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED.

「ぴあ」調査による5月31日、6月1日に公開された映画・満足度ランキングは、韓国の人気俳優パク・シフの映画初主演作『殺人の告白』がトップに輝いた。2位に東日本大震災で被災した動物たちの現状を記録した『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』が、3位に木下恵介監督生誕100年記念映画『はじまりのみち』が入った。

上位作品の画像

1位の『殺人の告白』は、時効になった殺人事件の犯人だと名乗り出た男、事件を追い続けてきた刑事、真犯人、遺族らの駆け引きを描くサスペンス。観客からは「アクションシーンの迫力がもの凄くて、予想を裏切るどんでん返しに大満足!」「手に汗握るカーアクションなど、ストーリー的には男性向けだったが、最後の最後まで夢中になって観ていた」「パク・シフはただカッコイイだけじゃなく、役に厚みがあってよかった」など、女性を中心に支持を集めた。

2位の『犬と猫と人間と2…』は、被災した家畜やペットの姿を捉えたドキュメンタリー。出口調査では「目を背けてはいけない。もっと身近な命に関心を持ってほしい、と改めて感じた」「命という言葉をキーワードに、宗教や、行政などに波及させていてよかった」「被災地の現実を美談だけでなくありのまま映している。現実を肌で感じられるドキュメンタリーだった」などのコメントが寄せられた。

(本ランキングは、5月31日(金)、6月1日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)