『パイレーツ・オブ・カリビアン5(原題)』の監督が、ヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリのコンビに決まった。今年のオスカー外国語映画部門にノミネートされた『コン・ティキ』のコンビだ。

ローニングとサンドベリはノルウェーのフィルムメーカー。『コン・ティキ』で評価された後、『Spectral』でハリウッドデビューを果たす予定だったが、同作品を降板し、スケジュールが空いたところだった。『コン・ティキ』は海を舞台にした映画で、このふたりが水の上での撮影に慣れていることや、過去に多くの作品を低予算で作ってきた実績があることなどが、選ばれた理由と考えられている。ジョニー・デップも、この選択に賛成しているという。ほかには『スノーホワイト』のルパート・サンダースや『The Necessary Death of Charlie Countryman』のフレドリック・ボンドが候補に上がっていた。

脚本はすでに執筆されており、現在、手直しの段階。撮影は今年末か来年1月上旬に開始の予定だ。

文:猿渡由紀