『黒執事』(C)2014 枢やな/スクウェアエニックス (C)2014 映画「黒執事」製作委員会

来年公開の映画『黒執事』が5月中旬にすべての撮影を終え、映画の場面写真とキャストの水嶋ヒロ、剛力彩芽のコメントが公開された。

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本作は枢やなの人気コミックを基にした作品で、原作から約130年後の物語を『NANA』シリーズの大谷健太郎監督とテレビアニメ『TIGER&BUNNY』のさとうけいいち監督が描くもの。すべての能力を備えたスーパー執事セバスチャン・ミカエリスを水嶋が、映画のオリジナルキャラクターで、セバスチャンとともに世界を巻き込む怪事件を追う主人・幻蜂汐璃(げんぽう しおり)を剛力が演じる。

水嶋は「無事撮影を終え、頂上に辿り着いた時と似たような達成感を味わっています。剛力さんが演じる汐璃はとても素敵で、発する言葉から滲み出る苦しみや悲しみを感じる度に鳥肌がたちました。とても輝いていて、その眩しさに少しでも近づけるようにと思いながら取り組んでいました」と振り返り、「この作品には超一流のスタッフが集結しているし、皆さんに楽しんで頂ける素晴らしい作品に必ずなると信じています。20代最後の、俳優として頑張る自分の姿が記録されている記念の作品でもありますし、これから公開が終わるまで、引き続き『黒執事』に力を注いでいきたいと思います」とコメント。剛力は「撮影していた映像がすごく綺麗でしたので、これからCGなども加わりどういう画になるのか今からとても楽しみです。水嶋さん演じるセバスチャンは、完璧でスマートな役ですが、水嶋さんのお芝居も本当に完璧で、アクションの動きや手の動き一つ一つが綺麗で、この作品の見どころになると思います。私はついていくだけでしたが、本当に主演が水嶋さんでよかったです」と撮影後の感想を寄せている。

映画は現在ポストプロダクション中で、2014年の新春にワーナー・ブラザース映画の配給で全国公開される。

『黒執事』
2014年新春公開