リハーサルに臨んだ星野源

 大みそか恒例の「第68回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが29日、東京都内で行われ、3回目の出場となる星野源が囲み取材に応じた。

 会場で「Family Song」を歌った星野は、「昔からNHKホールが大好き。今年3回目ですが、やっぱりものすごく歌いやすくて気持ちいいなと思いました。そんなに緊張せずに臨めましたが、本番は分からないです」とコメントした。

 総合司会を務める内村光良とは、NHK総合のコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」で共演しているが、「さっき『LIFE!』のスタッフさんもいて、内村さんもかなり緊張されていると聞いたので、内村さんと一緒に(本番は)緊張していると思います」と苦笑した。

 今年は「全国ツアーで日本全国にあいさつに行けた年」だといい、年末も「いろんな人たちが見る場所で、また歌えるというのがうれしい」と星野。「紅白はいろんなご家族の皆さん、一人暮らしの方たちにとっても、年越しの風物詩、お祭りだと思うので。どの地方に行っても『見たよ』って言ってもらえます」と語り、ほほ笑んだ。

 昨年末は「2017年はあまり無理をしない」という目標を立てたそうだが、「意外と無理してしまいました」と反省交じりに述懐。それでも「その分、仕事は楽しかったし、好きな仕事…。音楽と役者というものをもっともっと突き詰めたいなと思いました」と明かした。

 来年の目標を問われると、「仕事でもプライベートでも遊びたい。今年は全く旅行に行けなかったので、来年はインプットするためにも、いろんな景色を見たりしたいです。日本の名所みたいなところに全然行ったことがないので、全国各地に行ってみたいです」と語った。