デスクトップPCの最上位モデル「ESPRIMO FH」

富士通は、6月5日、個人向けPC「FMV」の新モデルとして、ノートPC「LIFEBOOK AH」、デスクトップPC「ESPRIMO FH」を6月7日から順次発売すると発表した。価格はオープン。

●15.6型ワイドのノートPC「LIFEBOOK AH」 基本性能を向上

「LIFEBOOK AH」は、15.6型ワイド液晶を搭載したスタンダードモデル。「AH42/K」を6月14日に、「AH45/K」を6月20日に発売する。

「AH42/K」は、CPUをこれまでのPentium B970からPentium 2020M(2.40GHz)に変更し、基本性能をアップ。また約7.9時間駆動する大容量バッテリを搭載する。4GBメモリ、750GBのHDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。カラーはホワイトで、実勢価格は12万円強の見込み。

「AH45/K」は、従来機種と比べて約2倍以上の約6.4時間のバッテリ駆動時間を実現。CPUはCore i3 3120M(2.50GHz)で、4GBのメモリ、750GBのHDD、BDXL対応のBD(ブルーレイディスク)ドライブを備える。カラーはシャイニーブラック、アーバンホワイト、ルビーレッドの3色。実勢価格は13万円強の見込み。

●サブウーファーを搭載したデスクトップPC「ESPRIMO FH」

デスクトップPC「ESPRIMO FH」シリーズの最上位モデルとして、フルHD対応の23型ワイド液晶を搭載した「ESPRIMO FH78/LD」を6月7日に発売する。液晶の背面に、最大出力30Wのハイパワースピーカーを搭載。パイオニアと共同で開発し、専用にチューニングしたサブウーファーを内蔵する。深みのある重低音から伸びやかな中高音域まで、バランスのいい音を楽しむことができる。

このほか、個人向けクラウドサービス「My Cloud」を強化し、家で録りためた番組を外からスマートフォンなどで視聴することができる。また、エアコンのオン/オフ、温度と風量の設定が外出先からスマートフォンでできる。

CPUは第4世代のCore i7-4700MQ(2.40GHz)を採用し、8GBのメモリ、3TBのHDDを搭載する。スロットインタイプのBDXL対応BDドライブを備える。地上/BS/110度CSデジタルに対応するダブルチューナーを搭載し、2番組の同時録画に対応する。実勢価格は26万円前後の見込み。