【COMPUTEX TAIPEI 2013】インテル、「2-in-1デバイス」時代の到来を強調

2013.6.7 12:19配信
「Haswell」について説明するトム・キルロイ副社長

【台北発】インテルは、6月4日、台湾・台北で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2013」で、基調講演とプレスカンファレンスを行った。第4世代となるコアプロセッサ、Haswell(コードネーム)を正式に発表。これまで技術資料の公開などにとどまっていた新CPUの具体的な製品ラインアップなども開示した。

●PCだけでなくタブレット、スマートフォン対応をアピール

開幕初日の基調講演では、トム・キルロイ副社長が登壇し、新しいPCのスタイルとしてバックアップしている「ウルトラブック」と、今後力を入れる「2-in-1デバイス」プロダクトをアピールした。

「2-in-1デバイス」とは、スライド、脱着、回転などの変形動作によって、ノートPCスタイルとタブレットスタイルのどちらでも使えるハイブリッドスタイルのウルトラブックのこと。日本市場ではもうあまり珍しくないが、第4世代コアプロセッサの登場とあわせて、世界的にアピールしていく方針のようだ。

第4世代コアプロセッサは、ウルトラブックと「2-in-1デバイス」に合わせて最適化されているという。例えば、従来比1.5倍の電源性能や2倍のグラフィックス性能を実現。4年前のノートPCと「2-in-1デバイス」を比較したときの劇的な進化を紹介した。

また、第4世代コアプロセッサを搭載する多くの「2-in-1デバイス」を紹介。いくつかの特徴あるモデルを手に取り、デモを行った。

今後力を入れる製品として、PC向けプロセッサだけでなくタブレット端末やスマートフォンに採用される22nm版のAtomシリーズのCPUを挙げ、これらが「2-in-1デバイス」につながるという見通しを明らかにした。

●プレスカンファレンスで「2-in-1デバイス」を猛プッシュ

プレスカンファレンスでは、基調講演より詳しい情報を開示した。会場では、未発表モデルも含むウルトラブックや「2-in-1デバイス」を展示した。副社長兼PCクライアント事業本部のカーク・スコーゲン本部長は、第4世代コアプロセッサの特徴や戦略を解説。特に、バッテリ性能の高さやグラフィック機能の進化などを中心にアピールした。

「2-in-1デバイス」については、年末には現在の10倍近くとなる「50モデル程度が登場するだろう」と語った。

2011年の「COMPUTEX」でその概念が語られたウルトラブック。それから2年を経て、コアプロセッサは基本性能やグラフィック性能の向上ともに、消費電力の削減などを徹底して行ってきた。その結果が、第4世代コアプロセッサだ。インテル史上最も高いバッテリ性能を実現した第4世代コアプロセッサが、「2-in-1デバイス」を支えていくことになる。

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