マルチタスクの消し忘れに注意!

同じく基本的な対処法のひとつに、“アプリのリセット”がある。アプリはホームボタンを押すだけでは非表示になっただけ。実際には内部で保持され続けているので、終了させるためにはマルチタスク上で改めて消す必要がある。
 

ホームボタンを2度押しすると、画面下にマルチタスクが現れる。

 

消したいアプリのアイコンを長押しして、左上に出てきた「-」をタップ。これでアプリが完全に終了されたことになる。



以上の2つの対処法はiPhone全般の不具合にも通用するものなので、筆者自身、これだけでトラブルの少ない平穏なiPhoneライフを送ってきた。そんなすっかり平和ボケしていたある日のこと、この記事を書くきっかけになる“ある事件”が起きたのである……。

 

 

アップデート画面が真っ白に!?

「App Store」にアップデートのお知らせが出ていたので開いてみると、どういうわけかアップデート画面が真っ白! 通信中のマークがしばらく回っていたが、マークが消えても何も表示されないままだった……。

一抹の不安を感じながら本体を再起動させてみるも、やっぱり白いものは白い。これを直すためにはちょっとした工夫がいるので、同じ不具合が出てしまった人のために対処法をシェアしておきたい。

 

対処法1:日付を“未来”に設定する!

「設定」→「一般」→「日付と時刻」から「自動設定」をオフにして、「日付と時刻を設定」をタップする。

 

西暦を数年先に設定したら完了。「自動設定」をオンに戻してからアップデート画面を開くと、無事にアプリが表示される(……ときもある)。