『マン・オブ・スティール』ワールド・プレミアの模様。(左から)ザック・スナイダー監督、ヘンリー・カビル、ケビン・コスナー

アメリカの人気ヒーロー“スーパーマン”を新生させた映画『マン・オブ・スティール』のワールド・プレミアが現地時間10日にスーパーマンゆかりの地であるニューヨークのリンカーン・センターで行なわれ、スーパーマン(=クラーク・ケント)を演じたヘンリー・カビル、ヒロイン役のエイミー・アダムス、ラッセル・クロウ、ケヴィン・コスナーとザック・スナイダー監督らがレッド・カーペットに登場した。

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本作は、これまで語られてこなかったスーパーマンの誕生から生い立ち、そして主人公クラーク・ケントが全人類の存亡をかけた危機に立ち向かい、“スーパーマン”と呼ばれるようになるまでを、最新の映像技術を駆使して描いたもの。『ダークナイト』三部作で新しいバットマン像を作り上げたクリストファー・ノーランが製作を手がけ、アラン・ムーアの傑作コミック『ウォッチメン』を実写化したスナイダーが監督を務める。

ニューヨーク映画祭の会場にもなっているリンカーン・センター内のアリス・タリー・ホールに招待された1000人の観客に初披露された『マン・オブ・スティール』。日本では夏に公開されるが、カビルは「ぜひ日本で『マン・オブ・スティール』が成功してほしいし、そのつもりでいるよ。良いストーリーだし、皆さんに楽しんでもらいたい」とPR。コスナーも「日本は大好きだよ。日本は僕のキャリアを支えてくれた。最初に行った時の空港での出迎えや見送りには感動したね。映画は大作だし、美しい名作になると思うよ」とコメントした。

また、スナイダー監督は「(映画を完成させた今の気持ちを)大満足している。大ファンだったし、この話が企画される前から大好きだった。映画に出来るなんて思ってもいなかったから、本当に恵まれている。光栄だよ。日本の皆さんには、ぜひスーパーマンの心とパワーを見てもらいたい。今まで見たことのないスーパーパワーを見せるからね」と手応えを語った。

『マン・オブ・スティール』
8月30日(金) 新宿ピカデリーほかにてロードショー


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