『マン・オブ・スティール』より

今週末北米公開を控えている『マン・オブ・スティール』の続編製作が、早くも決定した。公開前の調査では、初週末に北米だけで9000万ドルを売り上げると予測されており、ヒットを確信した上での決断のようだ。

『マン・オブ・スティール』は、赤ちゃんだったスーパーマンが地球に送られて、自分は周囲と違うと悩みながら育っていく様子を描くストーリー。イギリス人俳優ヘンリー・カヴィルがスーパーマン、ラッセル・クロウが彼の生みの父親、ケヴィン・コスナーが地球での育ての父親を演じる。スーパーマンを新しいシリーズとして立て直したいと願っていたワーナー・ブラザースが頼ったのは、『ダークナイト』シリーズでバッドマンを見事に立て直してみせたクリストファー・ノーラン。ノーランはプロデューサーとストーリー考案を担当した。

続編も、1作目に続きザック・スナイダーが監督、デビッド・S・ゴイヤーが脚本を執筆する。次回もノーランが深く関わるのかは謎。次の悪役は誰なのかも気になるところだ。

『マン・オブ・スティール』
8月30日(金) 新宿ピカデリーほかにてロードショー

文:猿渡由紀