子供時代からミュージシャンとして成功するまでのエルトン・ジョンの姿を描く『The Rocketman』の製作準備が進んでいる。ジョン自身が製作総指揮を務める。

監督はマイケル・グレーシー。脚本は『リトル・ダンサー』のリー・ホール。トム・ハーディが主演に興味を示している。幼い頃のエルトン・ジョンを演じる子役は、現在、『チャーリーとチョコレート工場』『リトル・ダンサー』などのキャスティングを担当したキャスティング・ディレクターが探しているところだ。映画には、エルトン・ジョンの大ヒット曲が多数登場する予定。グレーシーは音楽やダンスに満ちたコマーシャルで知られてきた監督で、この映画もすばらしい音楽映画にしたいと意欲を燃やしているという。グレーシーは、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『The Greatest Showman on Earth』の監督にも決まっている。

文:猿渡由紀