チンパンジー、ゴリラは何科の動物?

私たちの住む日本にも生息していて、比較的、馴染みのある動物、サル。その種類は多種で、それぞれ、キツネザル科、オマキザル科、オナガザル科など、細かく種類が分けられています。ちなみに、ニホンザルはオナガザル科です。

それでは、ゴリラやオラウータン、チンパンジーは、何科に属しているでしょうか?答えは「ヒト科」です。まさに、私たち人間に一番近い仲間と言えるんですね。

 

ゴリラの学名は?

ゴリラの名前は本当はゴリラではない!? こちらは、もしかしたら、ちょっと有名な豆知識かもしれません。

生物学において全ての種は「属名」と「種小名」の組み合わせによって学名を与えられています。
そんなゴリラの学名はというと・・・
ゴリラの学名は「ゴリラゴリラ」
ローランドゴリラの学名は「ゴリラゴリラゴリラ」 なのだそう。覚えやすい!
ちなみに、ゴリラの血液型は全部B型なのだそうです。

 

コアラの子どもの離乳食はフン?

コアラの子どもは生まれてから5か月ほど、乳を飲んで育ちます。
そのあと、母親の肛門から出る離乳食を1か月ほど食べます。肛門から出る・・・いわゆる、フンですね。

これは、母親の盲腸内でユーカリを半分消化した「バップ」と呼ばれる、緑色の特別なフン。バップには、ユーカリの葉の毒を分解する微生物が含まれており、これを食べることで、微生物が体内に住みつき、ユーカリの葉を食べられるようになります。お母さんから微生物をもらい、自分でユーカリを食べることができるようになるための準備でもあるんですね。ちなみに、大人のコアラでも、1日20時間ほど寝るのだそうです。

 

フクロネコの赤ちゃんは20頭以上も生まれる! でも、生き延びられるのは6頭だけ。

オーストラリアやニュージーランドに住む、カンガルーと同じ有袋類の仲間であるフクロネコ。こちらは、なんと一度の出産で20頭以上もの赤ちゃんを産むそうですが、乳首は6つしかないので、生き延びられるのは6頭までなんですって。

自然界の動物たちは、生まれたその瞬間から、常に命の危険にさらされるのですが、それにしても、外敵に狙われなくても、生まれたそのほとんどが確実に育つことができないようになっているだなんて!