田中直樹(ココリコ) 田中直樹(ココリコ)

2010年の初来日時には、全国で37万人もの動員数を記録した『WALKING WITH DINOSAURS ライブアリーナツアー イン ジャパン』。あの史上最大の恐竜ライブが今夏、再び日本に帰って来る! そこで“オフィシャル恐竜大好き芸人”に選ばれたココリコの田中直樹に、その魅力を存分に語ってもらった。

ウォーキング・ウィズ・ダイナソー 開催情報

さまざまな生き物に精通し、恐竜のことも子供のころから大好きだったと語る田中。ひと足先にイギリス・リバプール公演を観劇した田中は、その時の様子を興奮気味に明かす。「やっぱりまず恐竜たちの圧倒的な大きさですよね。2時間弱あるステージなんですが、最初から最後まで、いい意味でその大きさに慣れなくて! また三畳紀からジュラ紀、白亜紀へと、恐竜が生きていた時代の流れ、さらに地球の環境までを、非常に分かりやすく教えてくれる。ショーとしての見せ方、抑揚のつけ方など、まったく飽きさせない内容になっていると思います」

田中が最も好きだと言うのが、背中に無数の板をつけた草食の代表格で、本作にも登場するステゴサウルス。「ステゴサウルスって10メートル弱あるんですが、一説によると、脳がくるみくらいの大きさしかなかったらしくて。それで肉食たちがはびこる、恐竜時代を生きていたわけですからね。無茶だよって(笑)。でもその中で力強く生きていたステゴサウルスが大好きですし、それをステージ上で見られたのはすごく嬉しかったです」

田中は6月15日(土)に放映される、「超潜入!リアルスコープハイパー特別編~ウォーキング・ウィズ・ダイナソーSP~」(仮)で、ステージの裏側にも潜入している。「ユタラプトルのような小型恐竜だったら、中に入ったひとりが動かしていますし、ブラキオサウルスみたいな大型恐竜だと、中にひとり、外からふたりがリモコンで遠隔操作と、全部で3人で動かしている。僕も実際に動かさせてもらったんですが、これがめちゃくちゃ難しくて。完全に口が閉じてから鳴いてしまったり(笑)。でも皆さんのチームワークは完璧でしたし、そこに本物の恐竜がいるとしか思えないくらい、リアルでしたね」

子供たちはもちろん、あまり恐竜には興味がないという大人たちにもぜひ観て欲しいと田中は言う。「ティラノサウルスとかは凶暴なイメージがあると思うんです。でもそんな恐竜たちにも、親子の愛情のドラマがしっかりと描かれていて。家族そろって楽しめると思いますし、番組で紹介する裏側を踏まえてご覧いただけると、また面白さが倍増すると思います!」

■フジテレビ「超潜入!リアルスコープハイパー特別編~ウォーキング・ウィズ・ダイナソーSP~」(仮)
放送日:2013年6月15日(土)午前10:45~11:40
出演:ビビる大木、関根麻里、田中直樹(ココリコ)、フットボールアワー、柳原加奈子、加藤綾子(フジテレビアナウンサー)

取材・文:野上瑠美子