4.ネガティブにならない

自分がネガティブにならないのはもちろん、彼が暗くても放っておくことができるということ。

自分が疲労困憊のときは暗くもなるし、しゃべりたくないので放っておいてほしい、という男性はたくさんいます。

5.彼の安心できる場になる

料理などの家庭能力が試されますが、能力がないならないなりに、彼がリフレッシュできる場を提供できるかどうかです。

どんな場かというと、前述の項目を満たす、彼が安心できる場です。

男はいつも癒されたい!

以上が結婚相手に選ばれる、癒し系女子の特徴です。

男性は女性に癒しと優しさを求めます。結婚に求めるのは母のイメージ。結婚からは“妻”よりも、連想しやすい“母”だと思います。母のようにふるまうことで男は結婚を決心するのです。

気を付ける点は見返りを求めないこと。「よく思われたい」「愛してほしい」と、見返りを期待する心は誰でもあります。しかしミエミエだと「このコは俺を好きだからこういうことをするんだ」と見抜かれ、全部嘘っぽくなるので、それが見えないようにしないといけません。

また、「好き」「愛してる」などの言葉は男性にとってめんどくさい言葉なのでいりません。「もっと愛を頑張れということか?」とプレッシャーを感じてしまうからです。それなら「お疲れさま」の言葉をかけられるほうがずっといいでしょう。

癒し系になるのは結構難しい

「自分を後回しにして、相手を思いやるのよね。難しいよ」と思うあなた。まずは癒し系への一歩として、心をポジティブ“寄り”にしましょう。

全部ポジティブではなく“寄り”にするということ。一日を振り返って、晴れててよかった。頭痛がしなかった。など簡単な出来事を、うれしかったと思うことから始めます。そうするとポジティブな考えを持てるようになり、彼を許し、包み込むことができるのです。

心が癒されるとは、完全な彼の味方であるということ。

男性は、どこに行っても敵がいます。よく知らない人間を物差しではかるとき、自分の敵か味方かではかりますよね。
「口は悪いけどこの人は味方だな」「うまいことしか言わない危険人物だな」と、男性はつねに関係性を見積もっています。しかし、それを恋愛でおこなうのは大変。つまり小悪魔系女子は疲れます。

駆け引きのある恋も魅力的ですが、結婚に続く落ち着く恋を求めている男性には、裏表のない分かりやすい女性のほうがいいということです。まずはポジティブ寄りになり、癒し系に近づくことから始めてみましょう。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。