リドリー・スコット監督作『プロメテウス』の続編プロジェクトが前向きに動き出した。スコットがまた監督を務めるかどうかは、現段階では不明だ。

『エイリアン』のプレクエルに当たる『プロメテウス』は、昨年全世界で4億ドルを売り上げた。続編でもノオミ・ラパスとマイケル・ファスベンダーは出演すると見られている。スコットはプロデュースを手がけるのは決まっているが、監督も兼任するかどうかはわかっていない。現在、脚本家ジャック・パグレンがスタジオと交渉を重ねている。パグレンは来年公開予定のジョニー・デップ主演のSFスリラー映画『Transcendence』の脚本を執筆した。

ストーリーの内容はわからないが、スコットは、『エイリアン』と結びつく要素がいくつかあった『プロメテウス』に比べ、続編はもっと独立した内容のSF映画にしたいと語っている。

文:猿渡由紀