Q8.「一年間結婚の練習をする」というカップルにアドバイスをするとしたら?


ともさか:『なるほど、そういうやり方もあるんだなって受け入れる』

「どれだけ、受け入れて、許していけるか、みたいなことじゃないですかね。

お互いそれぞれね、違う環境で生活してきて、それぞれのケースもあるだろうし、それをどれだけ共有して、共感しあっていけるかってことじゃないですかね。

意外と生活になると ほんとにささいなことが気になったり、許せないみたいなこととかってあるじゃないですか、なんとなくちっちゃなことでも。

でもそれを、なるほど、そういうやり方もあるんだなって受け入れたりとか、
そういう要素がないとやっぱりきついですよね。
実際、生活ってことになると、恋人同士の頃とは違って、なかなかね(笑)」

Q9.映画『100回泣くこと』には不安やせつなさが多くちりばめられていましたが、こと恋愛において、そういった気持ちはつきものです。そんな恋愛時の不安解消法は何かありますか?


桐谷:『友達にめっちゃ聞いてもらう(笑)』

「私は友達にめっちゃ聞いてもらうことですね(笑)
話すだけ話して、すっきりするんですよね。
また自分と違った考えとかを聞けると、気持ちも違いますよね」


ともさか:『自分の時間を充実させます』

「私は逆に一切そういったことを人に話せないタイプなので、相談とかあんまりできない方なんです。なので、だいたい事後報告みたいなかんじになっちゃうんですね。

だからあんまり、誰かに聞いてもらって、不安解消するっていうよりは、
自分の時間を充実させたり、みたいな方かなぁ。

恋愛における不安感ってやっぱり、すごく自分の視野の範中で完結させようとするから、余計に悪循環に陥りがちな気がするんですけど、それよりはなんか、自分の趣味だったりとかで一人の時間を充実させる方を選びますね。

不安な時間が多いと、変な余計なこと考えたりとかして、自分で自分の首締めていくみたいな感じじゃないですか。ああかもしれない、こうかもしれない、みたいな。だから、そういう隙をあんまり与えないようにしますね」

 

 ■ 後記

外見はもちろん、内面からもキラキラした素敵な輝きを放つ桐谷美玲さんとともさかりえさん。凛として、かつ優しい素顔のお二人を拝見し、一女子として強い憧れの念を抱きました。年代、性格など、それぞれの立場や価値観で「友情」や「恋愛」などについて語っていただきましたが、飾ることない率直なひとつひとつの言葉は、読んだ方の胸にも強く印象に残ったのではないでしょうか。

お二人の今後益々のご活躍と、『100回泣くこと』の大ヒットを、心よりお祈りいたします!!

 

 

 

1974年生まれ、東京在住。前職は大手ネットショッピングモールのPR担当。2009年より「ライフハッカー」にて恋愛記事の執筆を開始。現在は「金メダル級のダメ男とばかりご縁がある切ない人生を送ってきた、虫の息の恋愛コラムライター」として活動中。また、別ジャンルで「ヨリエ・スディラジェンコフ」名での執筆活動も行っている。

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