"ドキドキ感"をどこかに残しておきたくて、恋愛の歌を書いている

――歌詞はかなりストレートだと感じました。誰もが共感できる内容ですよね。

藤田「親とのエピソードを歌詞に入れるときに、よりシンプルでわかりやすいものを選んだからかもしれませんね。スタッフに聴かせたときの反応や、出てきた話を大切にして書いていきました」

――作曲では歌詞を重視されるのでしょうか。

藤田「歌詞は毎日のようにメモしているので、山のようにたまっているんですよ。逆に気分屋なせいか曲作りはムラがあるんです。作れるときはすぐできるんですが、ダメなときは何ヵ月もできなかったり。友だちの家で話していて、急にメロディーが出てくることもあります。そのときは友だちには”出てきたから録音しなきゃ! 先に寝てて!”とか言って、ケータイや持ち歩いてるレコーダーで録音してしまいます(笑)」

――(笑)『手紙 ~愛するあなたへ~』では「あなたの結婚式に歌いに行きます」キャンペーンも実施されるそうですね。

藤田「友だちの結婚式で何度か歌ったことがあるのですが、結婚式って本当にエンタテインメントだし、ひとつのショーだと思うんです。そこにこの曲を持って歌いに行って、応募してくださった方を祝福できたらいいなと思っています」

――2月にはベストアルバム『LOVE STORY BEST ~緋色の欠片~』も発売されました。

藤田「2010年からの3年間をまとめたアルバムなんですが、恋の歌をデビューからずっと書いて歌ってきたので、そこに特化して出せるのは嬉しいことですね。自分の中で納得できるものが作れました」

――藤田さん自身も恋愛ソングに元気づけられたりした経験が?

藤田「私、昔からドキドキ感が好きなんですよ。恋愛もそうだし、修学旅行に行ったときみたいな特別なドキドキ感が大好きで。でも人生においてドキドキできることってそんなにないですよね。それをどこかに残しておきたいというのがあって、恋愛の歌を書いているんだと思います」