リーアム・ニーソンが、『96時間』3作目に出演契約を結ぼうとしている。撮影は来年2月にも始まる見通しだ。

『96時間』1作目は、2500万ドルの予算で作られ、全世界で2億2600万ドルを売り上げた。主演のニーソン自身も「DVDスルーになるのではと思っていた」と言うほど、誰も予測しなかった大ヒットだ。それまでシリアスな演技派として知られていたニーソンは、この映画をきっかけに、アクションスターとしても活躍するようになったが、ニーソンは2作目に消極的だったようだ。だが、結果的に2作目も1作目を上回るヒットに。2作目で1500万ドルのギャラを得たニーソンは、3作目でハリウッドではトップクラスの2000万ドルを受け取ると言われている。61歳にしてキャリア最高のギャラを獲得するのは、相当に稀なことだ。

3作目の監督は未定。ストーリーも明らかになっていないが、脚本は1、2作目を書いたリュック・ベッソンとロバート・マーク・ケイメンが現在執筆中だ。

文:猿渡由紀