(左から)ジョニー・デップ、ジェリー・ブラッカイマー、トム・クルーズ

『ローン・レンジャー』など数々の超大作を手がけてきたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、ハリウッドの殿堂入りともいわれる“ウォーク・オブ・フェイム”に第2501個目の星としてその名を刻まれることが決定し、24日(現地時間)に行なわれた記念式典に、ジョニー・デップ、トム・クルーズ、ジョン・ボイド、マーティン・ローレンスらが駆けつけ祝福した。

『ローン・レンジャー』作品の画像

“ウォーク・オブ・フェイム”は、エンターテインメント界で活躍した著名人の名前を星型に埋め込み、その功績を後世に伝えるもので、敷石が連なる通りはハリウッドの観光名所となっている。

ブラッカイマーは、『フラッシュダンス』、『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズ、『トップガン』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど、ヒット作を次々と世に放ってきたハリウッド屈指の名プロデューサー。デップは「昨今、伝説という言葉は簡単に使われているけど、だが、今日、この場では、それは違う。私の人生において彼と出会えたことは、非常に幸運なことです。ジェリーと一緒に仕事をするようになって、私の人生は変わりました。これからもいろんなことが起きると思うよ。偉大な男……そう彼こそがジェリー・ブラッカイマーさ」と語り、さらに「一緒に仕事をした数年間で、ジェリーは僕のかげがえのない親友になった。そして信頼できる戦友だ。彼は僕の側にいてほしい数少ない人だ。彼はぼくにとっては伝説だ。みんなにとっても。彼はこのウォーク・オブ・フェイムの星を受けてしかるべき人であり、だから今みんなここに集まって祝うのさ。僕もここにいることができて光栄だ。ここにいることが名誉なんだ。みなさん、われらのレジェンド、ジェリー・ブラッカイマーを讃えよう」と賛辞を贈った。

ブラッイマーは「素晴らしいことだね、本当に素晴らしい。このハリウッド大通りで、才能ある素晴らしい人々と一緒にこの道に名が刻まれるんだからね。この気持ちを言葉で表現するのは難しいよ。多くのテレビや映画のスターが時間を割いてここに来てくれ、ファンやこのハリウッド大通りや私に敬意を表してくれて幸運だよ。彼らが来てくれたことを光栄に思うよ。巨大企業のヘッドであるボブ・アイガーがわざわざ時間を作ってやって来てくれたし、ジョニー・デップも『ローン・レンジャー』のプロモーションでとても忙しいのに来てくれた。本当に特別だよ」と喜びを語った。

彼が手がけた最新作『ローン・レンジャー』は、復讐に燃える“悪霊ハンター”トント(デップ)と、彼に救われ死の世界から甦り“ローン・レンジャー”となった男(アーミー・ハマー)が、巨悪に立ち向かう姿を描いたアクション大作だ。

『ローン・レンジャー』
8月2日(金)全国公開

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