『ホワイトハウス・ダウン』NYプレミアに登場した(左から)ジェイミー・フォックスとチャニング・テイタム

チャニング・テイタムとジェイミー・フォックスが共演し、ローランド・エメリッヒ監督がメガホンを執った最新作『ホワイトハウス・ダウン』のNYプレミアが、現地時間25日に開催され、テイタムとフォックスをはじめ、マギー・ギレンホール、ジェームズ・ウッズ、ジョーイ・キング、リチャード・ジェンキンス、そしてエメリッヒ監督が出席した。

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『ホワイトハウス・ダウン』は、謎の武装集団に乗っ取られたホワイトハウスを舞台に、大統領(フォックス)ほか多くの人質を救出するために立ちあがったワシントンD.C警官ジョン・ケイル(テイタム)の戦いを描くアクション超大作。

テイタムとフォックスが、NYポリスの引率のもと、撮影で使用した大統領専用車両(通称:ビースト)でプレミア会場に登場すると、集まった多くのファンから大歓声があがった。一方、ギレンホールは、クリスチャン・ディオールのドレスで、ポスト“クロエ・グレース・モレッツ”との呼び声も高い若手女優のジョーイ・キング(13歳)は、ティアのドレスを披露し、華を添えた。

テイタムは、本作について「とっても楽しい映画。ホワイトハウスとアメリカを何者かが攻撃する話だから、内容的にはダーク。時代背景的にこういう内容をとりあげるのはおもしろいことだと思う。なぜならアメリカは今、多種多様な時代であるから、そういう状況をポップコーンムービーを通して観られるなんて。楽しくて家族と一緒に観られるポップコーンムービーだけど、実は根底に難しい話題を扱っているんだ」と話し、「映画は作っている人の鏡であって、監督がカメラを通してみる世界を映している。エメリッヒ監督はとても心が広く、常に人を楽しませたいと思う精神を持っていて、一緒に働けて楽しかった。僕はアクションをするのが大好きだから、観客もそれをみて楽しんで欲しい。ジェイミー・フォックスは素晴らしい俳優だね。だって、大統領と神様の両方の役をできる人はそうはいないし、魅力的な人物だよ」と見どころをPRした。

フォックスは、「今回、僕は減量してオバマ大統領、クリントン、ブッシュの振る舞いを研究し、参考にした。その後は監督の言うとおりに演じたよ。映画はすごーい楽しい映画になってて、家族でも楽しめるしアクションもたくさんあるよ。僕は“ビースト”に乗れて、子供心にもどってワクワクした気分になった。とにかくチャニングとエメリッヒと仕事ができてよかったよ」と喜びを語った。

『ホワイトハウス・ダウン』
8月16日(金)丸の内ルーブルほか全国ロードショー