デジタル家電の2017年No.1メーカーを発表

BCNは1月15日、全国の家電量販店、パソコン専門店、ネットショップなどから収集した実売データ「BCNランキング」にもとづき、1年間の累計販売数量が最も多かった企業を部門ごとに表彰する「BCN AWARD 2018」の受賞社を発表した。

「BCN AWARD」は、家電量販店などから集計している実売データ(POSデータ)をもとに、部門(ジャンル)ごとに年間販売数量累計1位の企業を表彰する制度。19回目となる「BCN AWARD 2018」の対象期間は2017年(1月1日~12月31日)で、ハードウェア85部門、ソフトウェア32部門の計117部門で56社が受賞した。

2017年のトピックス――新設の有機ELテレビでソニーが僅差のNo.1に

記録型DVDドライブ部門では、アイ・オー・データ機器が10年ぶり、デスクトップPC部門で富士通が9年ぶり、PND部門でパナソニックが5年ぶり、複合プリンタ部門でセイコーエプソンが4年ぶり、グラフィックスソフト部門でアドビ システムズが4年ぶり、PCゲームソフト部門でスクウェア・エニックスが2年ぶりにNo.1を奪還した。

デジタルカメラでは、レンズ一体型部門と一眼レフ部門はキヤノン、ミラーレス一眼部門はオリンパスが受賞。キヤノンはミラーレス一眼でも2位につけている。

注目のスマートフォン部門は、Appleが7年連続で受賞。一昨年の「BCN AWARD 2016」から新設したSIMフリースマートフォン部門は、2位のASUS(24.0%)を大きく引き離すシェア37.5%を占めて、ファーウェイが初めてトップに立った。一方、「FREETEL」ブランドで黎明期に高いシェアを獲得していたプラスワン・マーケティングは4位に後退し、代わってシャープが3位に浮上した。

前回、新設したドライブレコーダー部門はユピテルに代わり、コムテックが初受賞。4K以上/4K未満で分割した液晶テレビ部門は、シャープが両方でトップに立ち、2冠を果たした。4K以上の液晶テレビでのトップは2年ぶり。一方、新設した有機ELテレビ部門はLGを追い抜き、ソニーが制した。

このほか、スピーカーシステム部門でヤマハ、デジタルフォトフレーム部門で恵安、三脚・一脚部門でハクバ写真産業、SIMフリースマートフォン部門でファーウェイ・ジャパンが初受賞した。

ITに取り組む若者をたたえる「BCN IT ジュニア賞」も発表

BCNは、「BCN AWARD 2018」と同時に、「BCN IT ジュニア賞 2018」の受賞者を発表した。ITジュニア育成交流協会からの推薦を受け、ITに取り組む若者を対象としたコンテストで優秀な成績を収めるなど、すぐれた技術をもつ若きエンジニアを表彰する制度で、今回は6チームと個人4名を選出した。

さらに今回、新たに「BCN ITジュニアU-16賞」を設定。16歳以下を対象とするU-16プログラミングコンテストの「北海道大会」「三重大会」「松山大会」の優勝者を表彰する。

・STEP――スコアブックと連動する動画閲覧システム 制作チーム(国立鳥羽商船高等専門学校)

・EachTouch 制作チーム(国立香川高等専門学校詫間キャンパス)

・てんぱ組(東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパス)

・宮城県工業高等学校情報研究部プログラミングコンテストチーム

・OMNISCIENCE(立教新座高等学校)

・固有スキルせんたく板(埼玉県立越谷総合技術高等学校29期生)

・小川広水(東京都立小石川中等教育学校)

・菅野楓(早稲田実業学校中等部)

・大西海輝(四国職業能力開発大学校)

・石田有希人(愛媛県立松山工業高等学校)

・成瀬 有翔(北海道旭川市立愛宕中学校)

・田丸 皓大(三重県津市立南立誠小学校)

・井上 晶(愛媛県伊予市立港南中学校)

1月26日には、東京・品川の「TKPガーデンシティ品川」で、「BCN AWARD 2018」「BCN ITジュニア賞 2018」の表彰式を開催する。当日は、15時から表彰式の模様をUstreamで生中継する。

「BCN AWARD」特設ページでは、1999年の年間データにもとづく「BCN AWARD 2000」以降の年度別受賞企業や、部門別受賞企業を紹介しています。販売台数1位の「BCN AWARD」受賞企業を含め、部門ごとにシェアトップ3メーカーとその販売台数シェアを公開していますので、ぜひご覧ください。

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