映画館のない街、あきる野に住む人々に映画に触れる機会を持ってもらい、映画の素晴らしさを知ってもらうことを目的に発足されたあきる野映画祭が今年も7月25日(木)から秋川キララホールで開催される。

あきる野映画祭の始まりは、1985年に東京都西多摩郡五日市町で開催された“五日市映画祭”にまでさかのぼる。1995年に五日市町と秋川市が合併し、あきる野市となったことから、あきる野映画祭に名称を変え、今回で29回目を迎える。

今年は“家族-その真実-”をテーマに、4日間で新旧の映画22本が上映される。初日は、役所広司、樹木希林、宮崎あおいが出演した原田眞人監督作品『わが母の記』、小津安二郎監督の無声映画『出来ごころ』、吉永小百合出演、阪本順治監督の『北のカナリアたち』を上映。そのほか、山田洋次監督の『家族』(1970年)、『東京家族』(2013年)や、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』、アカデミー賞3部門受賞『レ・ミゼラブル』などが上映される。

前売りチケットは、1日通し券、全日通し券の2種類で、7月1日(月)から発売される。

第29回あきる野映画祭
7月25日(木)から28日(日)まで
会場:秋川キララホール
チケット発売:7月1日(月)