国内5団体の総力を結集した共同制作オペラ、新作はワーグナーの傑作「ワルキューレ」

2013.6.28 19:27配信
神奈川県民ホール・びわ湖ホール・東京二期会・神奈川フィルハーモニー管弦楽団・日本センチュリー交響楽団 共同制作オペラ『ワルキューレ』制作発表

神奈川県民ホール、びわ湖ホール、東京二期会、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団の5団体による共同制作オペラの最新作、ワーグナー作曲『ワルキューレ』の制作発表が、6月19日に都内で行われた。

神奈川県民ホール・びわ湖ホール・東京二期会・神奈川フィルハーモニー管弦楽団・日本センチュリー交響楽団 共同制作オペラ『ワルキューレ』の公演情報

国内外の多彩なオペラを上演し続ける神奈川県民ホール、関西から独創的なオペラを発信するびわ湖ホール、日本オペラ界のリーディング・カンパニーの東京二期会によって、2008年に始まった共同制作オペラ・シリーズ。同年の『ばらの騎士』を皮切りに、『トゥーランドット』『ラ・ボエーム』『アイーダ』『タンホイザー』を上演し、いずれもクオリティの高い舞台を披露してきた。特に2012年3月の『タンホイザー』は各方面から高い評価を得、第20回三菱UFJ信託音楽賞受賞に輝いている。

共同制作シリーズ第7弾となる今回は、前回に続いて神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団も参加し、5団体の総力を結集。生誕200周年を迎えたドイツの大作曲家ワーグナーの傑作『ワルキューレ』(『ニーベルングの指環』第1日)を上演する。

指揮を担当するのは、びわ湖ホール芸術監督であり、8月からドイツ・リューベック歌劇場の音楽総監督に就任する沼尻竜典。本シリーズの初回から指揮を担当している。「ワーグナーの『ニーベルングの指環』全4部作の中で最も人気が高いのは、この『ワルキューレ』でしょう。今回の管弦楽は、神奈川フィルと日本センチュリーの合同編成。特に日本センチュリーは、首都圏で演奏を聴いてもらう機会が少ないだけに注目してほしいです」と抱負を語る。

演出は、ザルツブルク音楽祭ほかで活躍するベルギー人演出家のジョエル・ローウェルス。2009年の東京二期会オペラ『カプリッチョ』で沼尻竜典とタッグを組み、舞台を成功に導いている。歌手は、日本を代表する歌手陣に加え、ワーグナーのスペシャリストとして名高いグリア・グリムズレイ、エヴァ・ヨハンソンと、国内外の垣根を超えた実力派が集結。ダブルキャストで上演される。

制作発表には歌手を代表して、ブリュンヒルデ役・横山恵子とジークムント役・望月哲也が登壇。「(もうひとりの)ブリュンヒルデ役がエヴァ・ヨハンソンさんなのを知って、思わず汗が出ました。世界的なブリュンヒルデ歌いのエヴァさんから、たくさん勉強して、盗みたいと思います!」(横山恵子)、「留学中にウィーン国立歌劇場で観た『ワルキューレ』プルミエで、ブリュンヒルデを歌っていたのがエヴァ・ヨハンソンさんでした。まさか同じ舞台に立てるとは、と驚きです。ジョエル(・ローウェルス)は素晴らしい演出家なので、またご一緒できて嬉しいです」(望月哲也)と、それぞれ意気込みを語った。

神奈川県民ホール・びわ湖ホール・東京二期会・神奈川フィルハーモニー管弦楽団・日本センチュリー交響楽団の共同制作オペラ『ワルキューレ』は、9月14日(土)・15日(日)に神奈川県民ホール、9月21日(土)・22日(日)にびわ湖ホールで上演。チケットは発売中。

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