ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が作・構成・演出を手掛ける人気公演『DREAM BOYS JET』の制作発表会が6月27日、都内で行われ、主演を務めるKis-My-Ft2の玉森裕太をはじめ、同じくKis-My-Ft2から参加する千賀健永、宮田俊哉が会見に出席した。また、サプライズゲストとして近藤真彦が登場、同作で24年ぶりにミュージカル出演を果たすことが発表された。

2004年以来、滝沢秀明、亀梨和也らジャニーズ事務所のスターによって演じ継がれてきた『DREAM BOYS』シリーズの最新作。初主演となる玉森は「今まで大事に作られてきた『DREAM BOYS』、演じてこられた先輩たちの名前を傷つけないためにも一生懸命頑張ります」と挨拶。千賀は「前回は亀梨君が主演でやってましたが、今回は僕たちが『DREAM BOYS』を引っぱっていき、最高の作品にしたい」と意気込みを。宮田は「今年からは『JET』です。「ジ」ャニーズに「え」らばれた「と」し哉が、「ジ」ャニーズに「え」らばれた「た」ま森と一緒に頑張ります」と洒落てみせると、すかさず千賀から「待て!俺は?」の声がかかる。宮田は「名前がひっかからないから、いいかなと思って」と受け流し笑いを誘った。

玉森が「今回、JETというタイトルにふさわしく、僕と千賀でカーレース対決をします。そしてカーレースを最も愛する、僕たちの大先輩をご紹介します」と呼びかけ、近藤真彦が登場。近藤は「アイドル歌手がレーサーになるという、僕が歩んできた人生をミュージカルに仕立てる、ということでお話をいただいた」と経緯を説明。その近藤の役を演じることになった玉森が、緊張の面持ちで「同じステージに立てることが信じられない。僕が生まれる前からトップスターだった方なので」と話すと、近藤はすかさず「“生まれる前から”は要らないだろ」と突っ込み、会場を笑わせた。

レースシーンは近藤が監修し、帝国劇場では初めて舞台に本物のレーシングカーを登場させるという。近藤は「彼らには、僕の言葉からレーサーとしての気持ちを感じ取ってもらいたい。その心境は、リアルなものとなってお客様に届くと思います」と熱く語った。

公演は9月5日(木)から29日(日)まで、東京・帝国劇場にて。チケットの一般発売は8月3日(土)午前10時より。