立川理道 立川理道

1月15・16日、ヒト・コミュニケーションズサンウルブズの取材対応が行われた。『スーパーラグビー2018』のターゲットを「トップ5」に定めたサンウルブズ。1年目の1勝、2年目の2勝から大きなチャレンジになるが、選手たちはどうとらえているのだろうか。

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昨季共同主将を務めたSO/CTB立川理道は「すごく高い目標だが、ジェイミー(・ジョセフヘッドコーチ)はその目標を達成するための選手を集めている。トップ5を実現するために、僅差のゲームをしっかり勝っていくことが大事。またニュージーランドのチームにも、勝点をとれるようにしなければならない。オーストラリア勢にも1年間勝てなかったので、トップ5を目指すのならばしっかり勝っていきたい。シンガポールを含めホームゲームは全部勝たないと」と語った。FL布巻峻介は「去年も勝てる試合は何試合かあったが、そういう試合を取り切る。去年は勝利をイメージできていなかった。『なんか、善戦しちゃった』という感じ。勝ち切るマインドセットをしていけば、いけるはず」と自信を覗かせた。

PRヴァル アサエリ愛が「サンウルブズで活躍して、『W杯』で日本代表のメンバーに選ばれたい」と意気込めば、同じ右PRの具智元も「やっと3番として出だしたところ。『W杯』に残れるようにサンウルブズでもがんばっていきたい」と2019年を睨む。WTBレメキ ロマノ ラヴァは「いいWTBがいっぱいいるので、まずメンバーに選ばれるように準備したい。スタメンに選ばれたら、たくさんトライを取りたい。トライ王を目指す」とキッパリ。

『スーパーラグビー』100キャップを誇るLOサム・ワイクスは「結果に集中するのではなく、プロセスを大事にしたい。サンウルブズとしてどうプレーするのか。FWとしてどのようにラインアウトなどを安定させるのか」と冷静に口にした。

今季の布陣は33名中22名海外出身選手が名を連ねる。立川が「ひとつのチームになるために時間がかかるかもしれないが、コミュニケーションを密に取って少しでも早くワンチームになれるようにしたい」と言えば、布巻も「外国人選手が増え、楽しみな部分が大きくなったとともに、コミュニケーションがより大切になる」と同意する。さらに立川は「難しさは2年間で十分知っている。今季は結果が大事。開幕から勝てるようにしっかり準備したい。今年は『スーパーラグビー』で勝つ」と誓った。

サンウルブズは2月24日(土)・秩父宮ラグビー場でのブランビーズとの『スーパーラグビー2018』開幕戦に臨む。チケットは1月23日(火)午後6時より一般発売。