100回泣くこと』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した桐谷美玲

感動のラブ・ストーリー『100回泣くこと』の大ヒット御礼舞台あいさつが29日、東京・お台場のシネマメディアージュで行われ、本作で初の単独主演を果たしたアイドルグループ“関ジャニ∞”の大倉忠義と、共演する桐谷美玲、宮崎美子が浴衣姿で登壇した。関係者によると22日の全国封切りから1週間で、早くも観客動員22万人を記録する大ヒットだといい、大倉は「公開前に『ぜひ口コミで広げて』とアピールしたのが、功を奏したのかな」と喜びを噛みしめていた。

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映画は人気作家、中村航氏の同名ベストセラー小説を原作に、『ヴァイブレータ』『きいろいゾウ』の廣木隆一監督が、記憶の一部を失った青年(大倉)と、病魔に侵された女性(桐谷)の切ない恋愛模様を繊細なタッチで描いたもの。

作品に対する周囲の評判も良いそうで、大倉は「母親から泣いてる絵文字だけのメールが届いた。やっぱり感想を言うのは恥ずかしいのかな」。一方の桐谷も「うちの両親が初日に観てくれて『本当に良かった。涙が止まらなかった』とメールが来ました。普段、泣いてる姿は見たことないのに……。私自身も嬉しくて、泣きそうになりました」と文字通り“泣ける”映画だとアピールしていた。

そんな二人に、大倉扮する主人公の母親を演じた宮崎は「二人が心をこめて演じたからこそ、見た人にも何かが届いたんだと思う。今日はまず、おめでとうと言いたい」と祝福の言葉をかけていた。舞台あいさつには、映画に登場する犬の“ブック”君も登場し、撮影時からの成長ぶりに、大倉と桐谷は驚きの声。ちなみに桐谷は「甚平よりも浴衣が好き」だといい、赤と黒のチェック柄の浴衣に身を包んだ大倉にホレボレした様子。当の大倉は「一気に花火大会って感じですね」と照れ笑いを見せていた。

『100回泣くこと』
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