今年のアカデミー新会員に、ジェニファー・ロペス、ジョセフ・ゴードン=レヴィットら276人が招待された。昨年よりも100人も多く、マイノリティや若い人を増やそうという努力が見られる。

ほかに声がかかったのは、ジェイソン・ベイトマン、ロザリオ・ドーソン、クリス・タッカー、ルーシー・リュー、ポーラ・パットン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、『ハングオーバー!』のトッド・フィリップス監督など。

「L.A.TIMES」紙の調査で、アカデミー会員は圧倒的に白人男性という事実が発覚して以来、是正すべきだという批判が集まっていたこともあり、今年の招待リストには、明らかに努力の様子が見られる。アカデミー会員に招待された人は、ほぼ全員、喜んで招待を受けるが、ウディ・アレンや宮崎駿は辞退をしている。

文:猿渡由紀