(左から)“ゴールデンボンバー”の鬼龍院翔、喜矢武豊、歌広場淳、樽美酒研二

ヴィジュアル系エアーバンド“ゴールデンボンバー”が2日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された人気シリーズの最新作『ワイルド・スピード EURO MISSION』の公開記念イベントに出席。メンバーの鬼龍院翔、歌広場淳、樽美酒研二、喜矢武豊は、「スーパーでもらってきた段ボール」(関係者談)で製作された“スーパーカー”をプレゼントされ、ご満悦!? の様子だった。

イベントの模様

メンバーは同作の日本版CMのアフレコを担当しており、鬼龍院翔が爆発音、喜屋武豊がエンジン音、歌広場淳がクラッシュ音、樽美酒研二は“雰囲気”音を務める。前代未聞の効果音アフレコについて「スタジオに行ったら、おっかない外国人3人がいた。必死にやれば、命だけは助けてくれるかと…」(鬼龍院)、「怖かったよね、殺されるかと思った」(喜矢武)と振り返っていた。

映画の見どころを聞かれると「登場人物がだいたい丸坊主」(鬼龍院)、「街中のカーチェイスがハンパない。たぶん通行人50人は巻き込まれている」(喜矢武)、「アクションもすごいが、それを周りの人がポッケに手を突っ込んで見ている。やっぱり外国は怖い」(歌広場)、「エロいシーンもたくさんある」(樽美酒)。もしも『ワイルド・スピード』シリーズに出演できるなら「ワイパー役がいい」(鬼龍院)、「じゃあ、僕はレバー」(喜矢武)、「ハンドルあたりで…」(歌広場)、「助手席のシート。女性も座るだろうし」(樽美酒)と話していた。

そんな4人に対し、本作の主演俳優でプロデューサーにも名を連ねるヴィン・ディーゼルから「よう、ゴールデンボンバー! 映画に出たいんだって? 日本でこの映画を大ヒットさせたら、出演決定だ」とビデオメッセージが届いた。映画はドミニク(ディーゼル)とブライアン(ポール・ウォーカー)のコンビが、各地で激しいカー・バトルを展開する人気シリーズ。最新作では欧州を舞台に、ショウと名乗る謎の男を追ってドミニクらのチームがシリーズ史上最もド派手で最難ミッションに挑む。

『ワイルド・スピード EURO MISSION』
7月6日(土)、全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼