マカフィー、青少年のオンライン活動実態に関する調査結果を発表、世代間のデジタル断絶が鮮明に

2013.7.5 15:12配信
2013 Digital Deception: Exploring the Online Disconnect between Parents and Kids

米マカフィーは、7月1日、青少年のオンライン活動の実態について調査した「2013 年デジタル世界の知られざる真相:親と子のオンラインの断絶を徹底解明(2013 Digital Deception: Exploring the Online Disconnect between Parents and Kids)」を発表した。

調査は、2013年4月3~15日に、アメリカの10~23歳の青少年と、10~23歳の子どもを持つ親を対象に、計2474件のオンラインインタビューによって実施。「トゥイーン(本来は8~12歳だが、この調査では10~12歳)」「ティーン(13~19歳)」「ヤングアダルト(若年成人)」のオンラインでの習慣と興味の対象について分析した。

調査によれば、62%の親は子どもがオンラインで深刻なトラブルに巻き込まれる可能性があることを理解しておらず、80%の親は子どものオンラインでの行動をどうやって把握するかさえ知らなかった。74%の親は「自分の手に負えない」と率直に認めており、デジタル分野で子どもに追いつく時間も気力もなく、「悪いことが起きないように願うしかない」と回答している。

39%の親は、保護者機能を使用して子どものオンラインでの行動を監視しようとしている。しかし、「トゥイーン」の41%は親にモバイルアプリのパスワードを設定されているが、そのうち92%はそのパスワードを知っているという。「トゥイーン」の親の60%は、自分の子どもはパスワードを知らないと思っている。

ティーンは、約25%が1日に5~6時間をオンラインで過ごしているが、過半数の親はオンライン時間を1~2時間だと考えているという。

ティーンの86%がソーシャルサイトを安全だと思っており、「メールアドレス」(56%)、「デートの相手といった私的な活動」(31%)など、個人情報を継続的に投稿している。一方、子どもがメールアドレスを掲載していることを知っている親は17%で、デートの相手など個人情報を掲載していることを知っている親はわずか12%だった。

ティーンの95%は、少なくとも一つのソーシャルメディアのアカウントを所有している。Facebookが最も人気が高く(約86%)、以下、Twitter(約59%)、Instagram(約46%)、Pinterest(約42%)、Tumblr(約38%)、Snapchat(約33%)と続く。

ソーシャルメディアにおけるいじめに関する質問では、10~23歳の27%が、ソーシャルネットワークで陰湿な行為が行われているのを見たことがあると答えており、89%はFacebookで陰湿な行為が起こったと述べている。トゥイーン世代の36%はTwitterで、19%はInstagramでこうした行為を目にしたことがあるという。

18~23歳の58%は、これらのサイトでコメントを投稿したことがあると答え、そのうち46%は下品な言葉遣いによるもので、26%は悪意に満ちたものであった。また、13~23歳の14%は、他人のソーシャルネットワークのアカウントや電子メールを盗み見したことがあると答えている。また、13~23歳の57%以上がインターネットを使って性的なトピックを検索しているが、子どもがそのようなことをしていると考えている親は13%にすぎない。

調査では、青少年のオンラインでの行動が親の認識とは大きく隔たっていることが明らかになった。一方で、46%の子どもは、親が自分の行動に注意を払っていることを知っていたら、オンラインでの行動に気をつけるだろうと述べており、親が子どものオンラインでの行動を把握して、彼らがインターネットで危険に遭わないように導くことの必要性が浮き彫りになった。

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