『怪盗グルーのミニオン危機一発』(C)2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

先週3日に北米公開された『怪盗グルーのミニオン危機一発』が、5日間で1億4200万ドルを売り上げる大ヒットとなった。アニメ作品の5日間の売り上げ記録としては過去最高だ。

多くのアメリカ人にとって5連休となったこの週末、『怪盗グルーのミニオン危機一発』は、同週末に公開となったライバル『ローン・レンジャー』を抜き、首位を獲得。『トイ・ストーリー3』の1億4100万ドルを上回り、アニメ映画史上最高の初週末5日間興行記録を打ち立てた。海外でも好調で、すでに公開されている世界46か国のうち42か国で1位を獲得。すでにアメリカ国外で3億ドル近くを売り上げている。

一方で、2位の『ローン・レンジャー』は、5日間の北米興行成績が4800万ドルと、期待を大きく下回る結果となった。3位は公開2週目となるサンドラ・ブロック、メリッサ・マッカーシー主演『The Heat』。女性警官のコメディで、すでにこの夏のサプライズヒットとなっている。

『怪盗グルーのミニオン危機一発』
9月21日(土)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー

文:猿渡由紀