SCOOVO C170

オープンキューブは、日本製のパーソナル3Dプリンタ「SCOOVO C170」を、直営オンラインストアで7月29日に発売する。カラーは、ブラック、シルバーの2色。価格は、本体が18万9000円、アクリルセーフティパネル(3点セット)が1万500円、純正PLAフィラメント(1kg)が4200円。オンラインストアは、7月19日の公開を予定している。

3次元造形を司る3軸のレールには、硬質アルミニウムを使用したスマートスライドレール(SSR)を採用し、工業用3Dプリンタにも引けをとらない高い精度と安定した積層性能を実現する。

安全性にすぐれた非加熱式ベッドを採用し、幅広い年齢層のユーザーが安心して使うことができる。非加熱式ベッドは低消費電力で、すぐれた省エネ性能をもつ。

造形マテリアルは農産物由来のプラスチックで、最終的に二酸化炭素と水に分解されるエコ素材として注目を集めているPLA(ポリ乳酸)フィラメントに対応する。PLAはABSと同程度の強度で、樹脂が溶解する際に生じる悪臭が極めて少ないので、家庭での使用に適している。純正PLAフィラメントは、高品質ながら海外製3Dプリンタ用よりも低価格なので、ランニングコストを削減できる。

初めて3Dプリンタを使う人でも簡単に操作できる日本語の取扱説明書と日本語のソフトウェア「SCOOVO Studio」が付属。設計はオープンキューブのスタッフが行い、国内の製造工場で日本人によって生産しているので、購入後の問い合わせに対する回答やアフターサポートを迅速・的確に提供できる。

最少積層ピッチは100μ(0.1mm)で、最大造形サイズは幅150×高さ175×奥行き150mm。サポート除去方法はブレークアウェイ式を採用する。対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP。サイズは幅376×高さ404×奥行き333mmで、重さは約15kg。

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