『21st キンダー・フィルム・フェスティバル』

日本最大の子どもたちの映画祭『キンダー・フィルム・フェスティバル』が8月7日(水)から調布市グリーンホールで開催される。

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『キンダー・フィルム・フェスティバル』は、世界三大映画祭のひとつ、ベルリン映画祭の子ども・青年映画部門の協力を得て1992年にスタートした世界映画祭で、一般の子どもたちが“キンダー審査員”となってグランプリを決める。“キンダー”とは、ドイツ語で“子どもたち”という意味を持つ言葉で、子どもたちのグローバルな想像力をはぐくむことを目的に発足された。プログラムは、3歳から、5歳から、7歳から、9歳以上と、それぞれの年代の子どもたちが楽しめるように組まれており、世界各国の子ども映画祭で上映された良質な作品を上映する。

今年は人気シリーズの最新作『こまねこのおるすばん』(日本/8分)をはじめ、『ピーターラビットラディッシュどろぼうのおはなし』(イギリス/12分)、『チャップリン』などの短編作品から、『自転車少年フレディ』(ベルギー・オランダ/97分)、さらに新作『少年H』がプレミア限定上映される。また、世界のオリジナル言語を流したまま、日本語吹き替えをその場で行う“ライブシネマ”を実施。映画祭チェアパーソンを務める戸田恵子をはじめ、中山秀征、内田恭子、ルー大柴、青木さやかが参加し、子どもたちの目の前で吹き替えを披露する。

そのほか、今年から新しく“ティーンズ・フィルム・コンペティション部門”を設け、10歳から18歳の作り手が製作した作品を対象としたコンペも行われる。

前売りチケットは、1日通し券、全日通し券の2種類で、10日(水)から発売される。

『21st キンダー・フィルム・フェスティバル』
8月7日(水)から11日(日)まで
会場:調布市グリーンホール 大ホール (東京都)
チケット発売:7月10日(水)
※チケットは、店頭でのみ販売。インターネット、電話での受付はなし。