NTTドコモは、販売中のタブレット端末「Xperia Tablet Z SO-03E」について、新たにフルセグ受信機能に対応する機能バージョンアップを今年8~9月に実施すると発表した。

機能バージョンアップを適用すると、ワンセグよりも高画質の地上デジタル放送(フルセグ)を受信できるようになり、「テレビ」アプリに、映像切替え(ワンセグ/フルセグ手動・自動)とフルセグデータ放送表示が追加される。バージョンアップ方法や提供開始日時などの詳細は、決まり次第、ウェブサイトで告知する。なお、機能バージョンアップの内容は変更となる場合がある。

「Xperia Tablet Z」は、解像度1920×1200(WUXGA)、約10.1インチの高輝度・高精細ディスプレイ「Reality Display」を搭載したソニーモバイルコミュニケーションズ製のタブレット端末。IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵性能を備え、1.5GHzのクアッドコアCPU、ソニー製裏面照射型CMOSセンサ「Exmor R for mobile」を採用した有効約810万画素のメインカメラ、有効約220万画素のフロントカメラ、6000mAhの大容量バッテリなどを搭載する。OSはAndroid 4.1。サイズは、10インチクラスのタブレット端末では世界最薄の高さ約172×幅約266×厚さ約6.9mm(最厚部 約7.2mm)で、重さは約495g。カラーは、ブラックとホワイトの2色。

ドコモは、3月22日にLTEサービス「Xi(クロッシィ)」と3G通信に対応する「Xperia Tablet Z SO-03E」を発売した。その後、ソニーが4月13日に発売した「Xperia Tablet Z」のWi-Fiモデルは、ドコモ独自のサービスと、スマートフォン向け放送局「NOTTV」には対応しない。

7月10日時点のドコモオンラインショップでの価格は、新規契約・機種変更ともに8万2320円だが、最大24か月間、機種ごとに一定金額を利用料金から割り引く「月々サポート」適用後の実質負担額は2万4360円。