アイ・オー・データ機器は、WQHD解像度(2560×1440)に対応したIPSパネルの27インチワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF272CGBR」を、7月末に発売する。価格はオープンで、オンラインショップ「アイオープラザ」での価格は7万9800円。

液晶画面まわりのフレームによる段差をなくし、1枚ガラスのようなフラットボディの「フレームレスパネル」を採用。タブレット端末を大きくしたようなデザインで美しさや上品さを演出する。

解像度は、フルHDと比較して約1.8倍の作業領域を備えるWQHD(解像度2560×1440、DVIデュアルリンク/DisplayPort接続時)で、ゲームやデザイン、ビジネスシーンでより多くの情報を表示し、快適に作業できる。

ゲーム用途では、フルHDでゲーム映像をウィンドウ表示しながら余ったスペースでウェブ閲覧やチャットアプリの操作ができるので、画面表示を切り替えることなく、攻略情報を検索したり、友人と情報交換したりしながらゲームを楽しめる。

一度に広い範囲の表示に対応するので、スクロールの手間を減らし、表計算ソフトは全体を見ながら作業できる。また、画像編集作業ならフルHD画像でも縮小表示やスクロールなしでの作業を実現するなど、さまざまな環境で作業能率が向上する。広い画面で一度に多くのウィンドウを開くことができるので、ウェブやメールを確認しながら文書を作成することもできる。

液晶パネルには、従来のIPSパネルより透過率を向上したAH-IPSパネルを採用。上下左右178°の広視野角パネルは、見る位置や角度によるコントラストの変化が少なく、映像を鮮明に映し出す。

映像入力端子は、DisplayPort、DVI-D(HDCP対応、デュアルリンク)、D-sub15ピンを各1系統搭載。2W+2Wのステレオスピーカーを備える。サイズは幅650×高さ475×奥行き200mmで、重さは7.7kg。