3年ぶりのエビライの感想は?

SUPER★DRAGON(左から志村玲於、飯島颯、松村和哉) 撮影:奥田耕平

――今年の夏の活動についてもお聞きしたいな、と思うのですが、まずは3年ぶりの「EBiDAN THE LIVE」(ライブレポートはこちら)はいかがでしたか?

志村 今回、僕らも今までのエビライ以上に気合を入れていました。DISH//さんの新しい門出と、2日目は超特急さんからのバトンをしっかりDISH//さんに繋げるという思いで、本番前にも話し合ったり、円陣したり、みんなの意識を統一させてしっかりやったんで、反応はめちゃめちゃ良かったかなと思いますね。

――1日目と2日目とではセットリストがガラッと変わって。

松村 2日目はトリのDISH//さんの前だったのでちゃんと会場を温めて渡そうっていう意図でのセットリストでした。1日目は連続リリースでやってきたものがどう刺さっていくのか、というところでちょっと実験的ではありましたね。

――1日目の感触としてはいかがでしたか?

志村 普段見てくれているBLUEのみんなは、もしかしたらちょっと物足りないかもなっていうことは、やる前から話にも出てたんですけど、エビライって自分のファンのみんなだけじゃないじゃないですか。会場全体を盛り上げなきゃいけなかった、ということと、連続リリース配信の3曲って普段の僕らとはまたちょっと違う。

他のグループを推してるファンのみなさんって、意外とちょっと前の曲で止まってたりするので、新しくなった自分たちを見てもらいたい、という意味もありました。もちろんBLUEのみんなにそんなぬるいものを見せたくないので、しっかりとその中でクオリティ高いものは見せようと思ってやりましたね。

――エビライと言えば、シャッフルユニットもファンのみなさんの楽しみかと思います。飯島さんはM!LKで参加されましたが、いかがでしたか?

飯島 M!LKとスパドラってわりと対極にあると思うんですけど、その中で、今回シャッフルユニットでやるということは、ある意味一つの挑戦だなと思って。シャッフルユニットの醍醐味でもある普段は見られない、僕であれば歌って踊る姿を見せられることなんですよね。そこはBLUEの方には新鮮に思ってもらえたと思います。曽野舜太役だったので、煽りも普段、そのしゅんがやっているものやってみたり、そこはしっかりリスペクトと持ってやらせていただきました。

飯島颯 撮影:奥田耕平

――志村さんと松村さんは見られてました?

松村 見てました。なんか、言い方が合ってるのかわかんないですけど、面白かったです(笑)

志村 面白かったね。

松村 いや、メンバーがシャッフルやってるの、めっちゃ面白いです。キラキラしやがって、って(笑)

志村 ははは!

飯島 キラキラしたよ~!

松村 サビをユニゾンで歌ってる颯くんなんて見られないじゃないですか。めっちゃおもしろかったです。めっちゃアイドルやんけ!って言いながら楽屋で見てました。

飯島 僕がもしM!LKに来たら、の世界線で役を演じ切るじゃないですけど、楽しみましたね。でも結構緊張して。

スパドラのパフォーマンスももちろん緊張するんですけど、今回は普段やらないことが結構多かったので、その面での緊張も多くて。ただ、わりとシャッフルメンバーがみんな仲良くて、みんな緊張してるけど、とにかくがんばろうね!って。

志村 かわい。

松村 かわいい。

飯島 緊張をほぐしあって、すごく良い空気感でできました。

――松村さんと志村さんは今後、このグループのこの曲をやってみたい、というのはありますか?

志村 俺はげんじぶですね。本来だったら、去年「げんぼく」で俺と颯がげんじぶ出る予定だったんですよ、シャッフル。

松村 「原因は僕にある。」で。

志村 そうそう。でも、直前で中止になって。振り入れまで終わってたんですけど。

飯島 振り固めもしたよね。

志村 した!よっしゃ、いこうぜ!って、みんなの士気が上がってる中でなくなっちゃったんで。ダンスが踊れるメンツしかいなくて、この人たち集まったんだ! みたいなのもあっ て、ちょっと悔しい部分があるので、やりたいっすね。

飯島 やりたかったね。

志村 めちゃめちゃ頑張ったんだけどね。

松村 それで言うと、僕も去年やるはずだったワンエンやりたかったですね。TWO N’ ONLYっていう。僕はHAYATOくん役で、めちゃくちゃラップするはずだったんですけど。 あと、あんまりちょっとかわいいのやりすぎると、スパドラとしての僕へのちょっと営業妨害になるんで(笑)

志村 そんなことないよ(笑)

振り切れるんで、彼は。やろうと思えば。

松村 やれって言われたら、プロなんでやります。

松村和哉 撮影:奥田耕平

――逆に、スパドラのシャッフルGIRA GIRA★DRAGONは見ていかがでしたか?

松村 めっちゃよかったです。

志村 よかったね!

松村 僕の役を演じたげんじぶの(吉澤)要人くんなんですけど、僕、最初、わりと口の悪い煽りをするんですよ。「てめぇら」みたいな。げんじぶってそういうの絶対にやらないじゃないですか。だから要人くんに「お願い、やってくんない?」って。

そうしたら「すみません、マネージャーに確認します」ってめっちゃいい声で言われました。 で、マネージャーさんがOK出してくれたんで、「よし、要人、行け!」って(笑)

――確かに、吉澤さんがああいう煽りをするのは意外でした。

松村 あれは僕の仕業です。

志村 猛プッシュだったもんね。

松村 そう、お願い、お願い!って。

――志村さんの役はBUDDiiSのFUMIYAさんがやられたんですよね。

志村 そうですね。

今回、GIRA GIRA★DRAGON自体、入る人は決まっていたんですけど、誰が誰役をやるかっていうのは、僕らが決めさせていただいて。僕らがこの人だったら、これいけるんちゃうかっていうので選んだんです。

GIRA GIRA★DRAGONの練習の日に、何人かメンバーが忙しくてお休みしてて。空いた役に僕が和哉役で入って、振り付けをサポートしたんですけど、その時にFUMIYAには色々と教えましたね。

普段、自分と和哉が目を合わせて励まし合ってるところがあるんですけど、そこがやっぱりひとつアガるポイントになるんで、「きつくなったら目合わせてもうひとつアゲよう」って言ったり。本番はめっちゃ楽しそうにやってたんで、よかったです。

飯島 僕の役は今回KENSHINがやってくれたんですけど、元々プライベートで仲良くて。配役を決めるときに、絶対俺の役をやってほしいなと思っていました。

で、もともと話し合う前にマネージャーさんが仮でメンバーを当てはめてくれてた時点で、僕の役がKENSHINだったんで。あ、もうみんな共通認識なんだなって。そこはすごく楽しみにしてました。リハーサルのときとかも、「今リハーサルしてるよ」ってLINE来たりして、そういうやりとりもありましたね。

実際にパフォーマンスも見て、自分のパートを踊るKENSHINは、「KENSHINだとこういうふうに踊るんだ」ってすごく新鮮でしたし。GIRA GIRA★DRAGON全体としては熱量をすごく感じて、良いパフォーマンスだなと思いました。らしさありつつ、自分たちスパドラのオラオラ感も感じられて良かったですね。