『四十九日のレシピ』 (C)2013映画「四十九日のレシピ」製作委員会

永作博美主演の映画『四十九日のレシピ』のポスター画像が公開になり、本作の主題歌『Aloha oe』を安藤裕子が手がけることも発表された。

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本作は伊吹有喜の同名小説を、『百万円と苦虫女』のタナダユキ監督が映画化した作品。母が亡くなり、母から大切なことを聞きそびれてしまった娘(永作)と、妻に先立たれ放心状態の父(石橋蓮司)が、突然訪ねてきた少女と日系ブラジル人の青年と共に母の四十九日まで不思議な共同生活をおくる姿を描いている。このほど公開されたポスターは永作と石橋が田舎道に立っている姿を捉えたもので「母が遺したのは、人生の処方箋(レシピ)でした」という印象的なコピーがデザインされている。

本作の主題歌『Aloha oe』はハワイアンを代表する鎮魂歌で、劇中に登場する大宴会シーンでも使用されるという。安藤は歌唱だけでなく、日本語詩も書き下ろしており「今回この曲を歌って欲しいと言われた時、最初はとても戸惑いました。ハワイアンなんて知らないんだもの。ハワイアンバンドをやっていた父に思わず連絡してしまった。だけど本編を見て、歌える。そう思いました」と言い、タナダ監督は「映画を作ることは、簡単には行かない。色々なことがある。出来上がった『Aloha Oe』を聴いた時、全てが報われた気がした」とコメントしている。

『四十九日のレシピ』
11月9日(土) 新宿バルト9・有楽町スバル座ほか 全国ロードショー