【4】共通点が見つかると、グッと仲良くなる

年の近そうな相手と話しているときに、同い年だとわかると「同級生だ~!」と盛り上がった経験はないでしょうか。このように、お互いの共通点が見つかると、心の距離はグッと縮まります。

ぜひママ同士でも、出身地、仕事、趣味、好きな音楽など、共通のトピックになりそうなものがないか、相手に質問してみましょう。質問のコツは、自分の情報も同時に伝えること。

「わたし、実は関西出身なの。A子ちゃんは?」「お休みの日って、何してる?わたし、最近パン作りにはまってるの」といった具合です。

【5】相手を褒める

人は、自分に好意を持ってくれる人に、自然と好意を持ちます。「このママの、ここが素敵!」と思うポイントがあれば、どんどん言葉にしましょう。

褒め上手になるコツは、人と会ったとき、常に「素敵なところはどこだろう?」という観察の目を持つこと。

ヘアスタイル、ファッション、アクセサリー、スタイルのよさ、といった外見的なことから、気がきく、明るい、優しい、フレンドリーなどの内面的なことまで、褒めるポイントはたくさんあります。

「A子ちゃん、ブルーのワンピース、よく似合ってる!」「A子ちゃんって、気さくで話しやすい!」など、照れずに言葉にするのがポイントです。

【6】話すスピード、声の大きさを相手に合わせる

相手と親しくなるためのコミュニケーション方法のひとつに「ペーシング」というものがあります。これは、話すスピード、リズム、声の大きさ、しぐさなどを相手に合わせるというものです。

つまり、ちょっと早口のママなら自分も早口で話す、のんびり話すママなら自分もゆっくり話すといったように、相手の話し方の特徴をとらえたら、自分も同じようにしてみるということです。

人は、自分と同類だと感じた人に心を開きやすくなります。ぜひ、仲良くなりたい!というママがいたら、ペーシングを意識してみてはいかがでしょうか。

以上、ママ友と仲良くなるための話し方でした。ぜひ、取り入れてみてくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。