『リアル・スティール』

「ぴあ」調査による12月9日、10日公開の映画・満足度ランキングは、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮×ヒュー・ジャックマン主演で贈るSFアクション『リアル・スティール』がトップに輝いた。2位にライダー生誕40周年記念のラストを飾る『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』が、3位にウクレレ誕生の歴史とその魅力に迫るドキュメンタリー『マイティ・ウクレレ』が入った。

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1位の『リアル・スティール』は、ロボット格闘技が人気の近未来を舞台に、旧式ロボットで格闘技に挑戦する親子の絆を描いた作品。出口調査では「人間とロボットが今までにない新しい形で連動する設定で引き込まれた」「日本を意識している部分があって、アナログとデジタルが交錯するという設定がおもしろい」「ヒュー・ジャックマンの演技には深みがあり、子役ダコタ・ゴヨは目に表情があって上手い」「対戦シーンだけでなく、人間ドラマもしっかりとしている。未来のロボット版『ロッキー』のよう」などの声があがり、男性を中心に、カップルや家族連れなどからも高い満足度を獲得した。

2位の『仮面ライダー…』は、フォーズ、オーゼ、そして歴代ライダーたちの激闘を描いたシリーズ最新作。アンケート調査では「アクションにこだわっている一方で、ストーリーもしっかりとしていてバランスがいい」「切ない恋愛模様があり、ライダーなでしこは、歴代の中でもトップの可愛さ」「すべてに大満足。坂本浩一監督は、新世代の『仮面ライダー』を作り出した」「自分の初恋を思い出して切なくなる場面があった。泣ける脚本で、大人も子どもも楽しめる」など、シリーズも観続けてきたファンも高評価をくだした。

(本ランキングは、2011年12月9日(金)、10日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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