予防接種・・・「念のために」を忘れる

予防接種後は生活面で注意をしなければいけないことが沢山あります。例えば、「激しい運動は避ける」「当日と翌日は念のため体温チェック」など、ほとんどの場合は大丈夫でしょうが、「念のため」に気を付けなければならないことがあります。

1人目の時は予防接種の当日はもちろんのこと、翌日の体温チェックや体調の変化も入念に観察。予防接種の翌日は念のため予定も入れず自宅で静かに過ごしていたものでした。それが2人目となると、接種直後に暴れ出す子どもを見ても「まっ、いっか」。体温チェックも忙しいから平気でスルーの状態のようです。

見た目が元気であれば良いのでしょうが、もうちょっと下の子にも気を掛けたいところですね。

あれっ!?寝返りしたのいつだっけ?立ったのいつだっけ?成長の待ち遠しさはどこへやら・・・

1人目は寝返りやハイハイ、つかまり立ちをした瞬間や日時まで鮮明に覚えていたものです。それが2人目となると「あれっ?知らないうちに寝返りしてる」「つかまり立ちしたのいつだっけ?」と成長を待ち遠しく思う気持ちから、終わってしまったことを振り返るようになってしまいます。

母子手帳にも曖昧な日付しか書けず、小児科医にも正確な日にちまでは伝えられないところに2人目に対する適当さを感じるようです。

ママ友はほとんどが上の子!下の子のママ友はほぼゼロ!

1人目の時は生後4ヶ月から子育て支援センターに通い、積極的にママ友を作ろうと頑張っていました。そのため1歳になる頃にはたくさんのママ友がいたため、ママ同士の交流も盛んでした。

それが2人目となるとどうでしょう。上の子のことで忙しく、子育て支援センターに行く機会は激減。行くことさえ面倒になり、下の子のママ友はほぼゼロ、なんていうママは少なくありません。

習い事が上の子より少ない!タイミングが合わなくて・・・は言い訳?

上の子だけの時は早い段階からあれやこれやと習い事をさせ、送迎や付き添いなどに一生懸命でした。そこに2人目が加わり、2人目も1人目と同じようにあれこれやらせたいという気持ちはありますが、兄弟で曜日や時間がかぶらないように調整するのは大変です。そのため、どうしてもタイミングが合わない場合は、上の子が優先されてしまう傾向にあるようです。

2人が同じタイミングで同じ習い事をやってくれればママは助かりますが、兄弟には年齢差があるため同じクラスで学ぶことはできません。そのため2人目には「まだちょっと早いから、もう少し大きくなったらやろうね~」などと言いながら、タイミングが合わなくてやらせられない言い訳をしてしまっているママもいるようです。

まとめ

このように、同じ家庭で育てている兄弟でも、1人目と2人目ではさまざまな面で育て方に違いが出てしまっていることはたくさんあります。

しかしそれは差別ではなく、1人目の子育て経験から生じる「余裕」です。1人目も2人目もママにとっては可愛い子どもであり、差別なんてする気は全くありません。

心に余裕のある育児は良い面もたくさんあり、その余裕から生まれる適当さもプラスに働く面がありますが、「それは単なる適当でしょ、もう少し2人目の子にも手を掛けてあげて」と言われかねないようなことは改めたいですね。

2人の育児に日々奮闘するママ達を応援しております。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。