LOVE LOVE

シンガーソングライターのLOVEが、7月7日、代官山LOOPでワンマンライブ“LOVE Live 2013「TANABATA STARLIGHT SESSION」”を開催。豪華ミュージシャンたちとセッションを繰り広げ、七夕の夜を盛り上げた。

この日のライブは、ロックベーシストのTOKIE、パーカッショニストのスティーヴ エトウ、キーボード&マニピュレーターの小名川高弘を迎えた、豪華な七夕ライブ。「一度は一緒にやってみたかった」というLOVEの夢が叶った。

福岡在住のシンガーソングライター戸渡陽太がオープニングアクトを務め、荒々しく魂をぶつけるようなアコースティックギター弾き語りで観客を圧倒。会場の熱気が高まったところで、いよいよLOVEが登場。「チョー楽しみにしてました! 皆さんの家族も含めて愛し尽くします。いい夜にしましょう!」と笑顔で喜びをにじませた彼女。アコースティックセットにより、お馴染みのナンバー『愛に生きれば』や『君は僕のセンユウ』などが、緩やかなスローバージョンにアレンジされ、真夏の夜の静かな浜辺を思わせるような雰囲気で、大人の魅力たっぷりにライブはスタートした。

アドリブで歌った『トゥインクル・トゥインクル・リトル・スター』では、七夕にちなんだ演出を見せ、スペシャルなセッションで観客を楽しませていく。スティーヴ エトウとふたりで演奏した『がらくたライト』では真っ赤な照明の中で情熱的な歌声を響かせ、TOKIEとの『ALWAYS NEW AGE』では大人のロックチューンで観客を熱狂させた。「夏祭りにするよ!」というLOVEの合図から後半に突入すると、『オドレイ』『沈黙のスコーピオ』『Fool's Paradise』など、4人が競い合うように熱を帯びたセッションで魅せ、会場には感動と興奮が広がった。

アンコールで「心からきてくれてありがとうございます」と感謝の気持ちを表し、『Don't Be Sorry』をアコースティックギターで弾き語り、会場を包み込むやさしい歌声で観客を魅了。そして再びメンバーを呼び込むと、喜びの涙を目に浮かべながら、「今日のライブは宝物みたい。皆さんとシェアできてうれしいです」と語り、『Burn Like A Star』を静かに演奏し、ライブを締めくくった。

LOVEは、7月22日(月)神奈川・音霊 OTODAMA SEA STUDIOで開催されるイベント“君を海へ誘う理由”に出演する。チケットは発売中。

(文・門宏)