『じんじん』(C)2013『じんじん』製作委員会

「ぴあ」調査による7月12日、13日に公開された映画・満足度ランキングは、企画・主演を大地康雄が務めたヒューマンドラマ『じんじん』がトップに輝いた。2位にシリーズ第16作目となる『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒』が、3位にアカデミー長編アニメ賞にノミネートされたフランスのアニメーション作品『パリ猫ディノの夜』が入った。

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1位の『じんじん』は、“絵本”で結ばれていく親子や人との絆を描いた人間ドラマ。出口調査では「温かい気持ちになれた。大地康雄の演技、風貌、全てがよかった」「親に絵本を読んでもらったことを思い出し、両親が恋しくなった。絵本を通して描かれる人々の暮らしや、繋がりに共感した」「便利な物があふれ、人とのコミュニケーションがとりづらい現代において、絵本の読み聞かせの大切を考えさせられた」「“絵本”を通して子どもたちに伝えることの大切さという“絵本”の持つ魅力や力を感じた」など、20代から70代までの観客から支持された。

2位の『劇場版ポケットモンスター…』は、サトシとピカチューたちの前に突如現れた赤いゲノセクト、そして伝説のポケモン・ミュウツー。彼らの因縁を巡って新たなる冒険が描かれる。アンケート調査では、「みんなで協力してポケモンを助けるところ、居場所を見つけるところに感動した」「ゲノセクトとミュウツーは速くて強くてカッコイイ!」「テレビで観るよりも迫力があって、サトシとピカチューが大好き」「最後にみんなが仲良くなるからうれしかった」など、子どもから大人気だった。

(本ランキングは、7月12日(金)、13日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)