4.

強がる

よく分からないところに挟まれて瀕死になりつつも精一杯強がってみせましょう。

誘う方も、「ああ、こいつはだめだ」と薄々気付いていても、必死に強がって心配をかけまいとするあなたの気持ちを察して「分かった、必ず後で会おうな!」と先を急いでくれるはずです。

 

 

 

 

5.

まばゆく光る

誘われる気配を察知するや否や全身から神々しいまでの光を放ち、相手の目をくらませてしまいましょう。

誘った側としても、そんなに強く光られた時点でそこまで来たくないということは分かりますし、「もしかして神を誘ってしまった?」と誤解してあまりの恐れ多さに萎縮してくれる場合もあります。

 

 

 

 

6.

まだ治ってない

どうしても断るのが気まずい場合、一部のすごく強い人たちが怪我をした際に使うボコボコと泡の出る緑色の液体に満たされた謎の装置の中で体を休めることにしましょう。

この時ばかりは飲み会に誘われても不可抗力ですので、安心して眠りにつき、死の淵から這い上がってさらに強くなった状態でカプセルを飛び出し、断りましょう。

 

 

 

人付き合いの苦手な社会人にとって鬼門となる数多の飲み会のお誘いですが、今回ご紹介したようなテクニックを駆使すれば気まずくならずに断ることができるのではないでしょうか。

気軽に飲み会に行けて、愚痴のひとつでもこぼせるような関係が同僚との間に築けるのが理想ですが、どうしても心を開けない相手がいたり、単純に経済的なピンチを迎えている場合はこれらの方法を使ってうまく乗り切って行きましょう。

大学を中退して成り行きで専門学校を卒業し、ろくに就職もせずにオモコロというサイトで出鱈目な記事を書き続けて数年、分かったのは人はインターネット上で存在感が増すほど社会的にゴミに近付いていくということでした。

バックナンバー