三池崇史監督、映画『凶悪』から刺激!「ウカウカしていられない」

2013.7.18 12:40配信
イベント「三池崇史 presents 大人だけの空間」

三池崇史監督が主催し、10回目を迎えたイベント「三池崇史 presents 大人だけの空間」が17日に東京・六本木のビルボードライブ東京で開催され、三池監督をはじめ、『凶悪』の白石和彌監督と主演を務める俳優・山田孝之が出席した。

本作は、山田演じるジャーナリストが死刑囚(ピエール瀧)の告発をもとに取材を続け、ペンの力で警察を動かして凶悪な殺人事件の首謀者(リリー・フランキー)を逮捕するまでを描いた骨太なヒューマンドラマ。新潮45編集部編のノンフィクション『凶悪-ある死刑囚の告発-』を、故若松孝二監督に師事した白石監督が映画化した。

三池監督は「とにかくすごい映画。ビックリしたし、この映画自体が事件。息苦しくなった日本のエンターテインメントに強烈な一撃を与えている」と興奮気味に本作を絶賛。「監督は今38歳? いいなあ。これからは白石さんの時代だな。自分もウカウカしていられない」と刺激を受けている様子だった。

山田とは『クローズZERO』『十三人の刺客』などでタッグを組んできたが、「『凶悪』を見て、山田孝之を俳優としてすごく尊敬したし、見たことない表情がいくつもあって監督としても嫉妬した。俺の映画じゃ、役作りしないじゃん(笑)」と最大級の賛辞。当の山田は「常にちゃんと役作りしています」と苦笑しつつも、「どんな役でも、役を作る作業は一緒ですね。ただ、今回は撮影期間が3週間しかなかったので、いつも以上に集中し、感情の変化に気を配った」と話していた。

8月22日(現地時間)に開催される第37回モントリオール世界映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品されることも決定しており、白石監督は「最近の日本映画は『クールなものがカッコいい』という風潮が強いが、ギラギラと汗をかき、匂いを感じられる映画が撮りたいなと思った」と熱弁。国際映画祭の常連である三池監督を前に「凶悪な映画ばっかり撮っている三池監督のイベントに、まさか自分が『凶悪』という映画でお邪魔するとは…」と緊張した表情も見せていた。

『凶悪』
9月21日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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