『ウルヴァリン:SAMURAI』のロンドンプレミアの模様

『Xメン』シリーズの最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』のロンドンプレミアが現地時間16日にロンドンの中心街レスター・スクエアで開催され、“ウルヴァリン”を演じたヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ、ジェームズ・マンゴールド監督らが登壇した。

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本作は、不老不死の肉体と強靭な爪をそなえた“ウルヴァリン”ことローガンが、旧友で大物実業家の矢志田に会うため日本を訪れるが、何者かの罠にはまり過酷な戦いに巻き込まれていく様を描いた超大作。

会場には200人を超えるマスコミと、3000人の観客が詰め掛けたレッド・カーペットに登場したジャックマンらは、サインや写真撮影に応じるなど丁寧なファン・サービスを行った。ジャックマンは「日本はこれまでもずっと大好きな国だったから、そこで撮影をしたのはとてもエキサイティングだった。日本がとても美しく、魅力的でカリスマ的に描かれているので、日本のみなさんもきっと満足し、そして誇りに思ってくれると思う」と話し、富士山が世界遺産に登録されたことについて「これまで登録されていなかったというのが驚きだ。すばらしいモニュメントであり、壮大な自然の一部だ。富士山はこれまで、日本中、そして世界中の数多くのアーティストたちを魅了してきた。だからこそ、このような形で保護されると聞いて嬉しいよ」とコメントを寄せた。

本作でウルヴァリンと対峙するシンゲンを演じた真田は「ヒューはすばらしいファイターというか、すばらしいダンサーですから、振付を覚えるのも早いし、ひとつの動きがすごく正確なんですよ。毎回、タイミングも、ポジションも、スピードもピタッとくるので、こちらとしては非常にやり易く感じました。戦いがいのある戦いでした」と語った。

日本でロケを敢行した『ウルヴァリン:SAMURAI』を引っさげ、ジャックマン、真田らは、PRのため8月末に来日することが決定。本作誕生の地である日本でジャックマンが何を語るのか気になるところだ。

『ウルヴァリン:SAMURAI』
9月13日(金)TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー