『マン・オブ・スティール』(C)Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

2015年公開予定の『マン・オブ・スティール』続編で、スーパーマンとバットマンが初めてスクリーン上で“共演”することになった。先週サンディエゴで開催されていたコミコンで、ザック・スナイダー監督が明らかにした。

クリストファー・ノーラン製作、ザック・スナイダー監督でスーパーマンをリブートした『マン・オブ・スティール』は、現在も北米ほかで大ヒット上映中。世界興収はすでに6億3000万ドルに達している。続編製作の決定は、1作目の公開を待たずして下されていたが、20日、コミック・コンベンション(通称コミコン)の席で、スナイダー監督は、続編にバットマンを登場させることを発表。「スーパーマンとバットマンは、世界で最高のスーパーヒーロー。そのふたりを対決させるなんて、もはや神話の域も越えている。DCコミックのユニバーサルを次のチャプターでさらに拡大させることを、今からとても楽しみにしている」とコメントした。

スーパーマン役にはヘンリー・カヴィルの続投が決まっているが、バットマンを誰が演じるのかは未定。ノーランの『ダークナイト』三部作でバットマンを演じたクリスチャン・ベールは、もうこの役を演じるつもりはないという意志をはっきり表明している。『マン・オブ・スティール』続編は、2014年に撮影開始予定。

文:猿渡由紀