ソニーが2月2日に発表した2017年度第3四半期(3Q、10月~12月)の連結業績は、売上高が6兆5929億6100万円(前年同期比15.7%増)と増収、営業利益が前年同期の3.6倍以上となる7126億7600万円(同266.8%増)、税引前四半期純利益が6905億7800万円(同321.7%増)、四半期純利益(同社株主に帰属)が5076億2000万円(前年同期は456億3900万円)と大幅な増益となった。 モバイル・コミュニケーションが伸び悩んだものの、ゲーム&ネットワークサービスと音楽、映画、ホームエンタテインメント&サウンド、イメージング・プロダクツ&ソリューション、半導体、金融などの主力事業が増益になったことが成長した要因。通期連結業績予想は、売上高が8兆5000億円と前回予想を変更しなかったが、営業利益が7200億円(前回予想は6300億円)、税引前利益が6900億円(同6000億円)、当期純利益(同社株主に帰属)が4800億円(同3800億円)と上方修正した。