「彼氏は高校の同級生で、上京組だけで集まったプチ同窓会で再会しました。

プチ同窓会で相手がいなかったのが私たちだけで、2次会は2人で飲みに行き、そこで『お互い相手がいないなら結婚前提で付き合おう』という無茶苦茶なスタートでした(笑)

その後、何度かデートをして、2か月後には押しかけられるかたちで同棲することに。

彼氏はキレイ好きで料理も得意。仕事の終わりが私よりも早いみたいで家事を率先してやってくれていたんです。

食事の材料費など最初は彼氏持ちだったから、私も家賃とか光熱費の催促がしづらくて、そのままズルズルと……。

このままではいけないと同棲から半年後くらいに彼氏と仕事の話をする機会があったんですが、そこで彼氏が仕事を辞めていたことが発覚しました。

ずっと『コロナ禍になってリモートワークになった』と嘘をつかれていたんです。

そして、仕事についてしつこく問いただすと『2人の時間を作るために近くに異動を願い出たけどかなわなかったので辞めた』と、“君のために”感を出されてしまって……。

結婚の約束もないまま、彼は主夫みたいになっています」(33歳/受付事務)

“家事を完璧にこなす男性”というワードだけなら、この男性と結婚したいと思う女性は多くいるでしょう。

しかし、今回のケースでは、彼女が望んだことではありません。

いくら同級生といっても、何十年も会っていなければ知った仲だった当時の彼氏はどこにもいません。

付き合う前にお互いの情報をしっかりと確認し合うことをおすすめします。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。