どんなときに使えばいいの?
さて、メールアドレスが増殖できることはわかりました。しかし、このワザがどんなときに役立つのでしょうか。
ひとつは、用途に応じてメールアドレスを使い分けたいときです。仕事用は「abcd.efg@gmail.com」に、プライベートは「a.bcdefg@gmail.com」というようにしておき、メールアドレスを教える際に使い分けることができます。あとは、それぞれのメールアドレスごとに振り分け設定などをしておけばいいでしょう。
なお、「.」(ピリオド)を変更したメールアドレスから送信をしたい場合には。あらかじめ変更したメールアドレスを送信メールアドレスとして登録しておけばOKです。
GmailをWebページから使用している場合は設定画面を開き、「アカウント」の「名前」にある「メールアドレスを追加」をクリック。そして「.」(ピリオド)を変更したメールアドレスを登録しましょう。その後確認メールを受け取って認証すればOK。
これで、メール送信または返信の際に、変更後のメールアドレスも利用することができます。
もうひとつは、ひとつのWebサービスに複数登録したいときです。
たとえば、会員登録が必要なWebサービスに、複数のアカウントを作成したい場合、作成したいアカウントの数だけメールアドレスを用意する必要があります。
しかし、このメールアドレス増殖法を使えば、わざわざ他のメールサービスに登録してメールアドレスを取得する必要がなくなります。
ただし、最近では「.」(ピリオド)の変更しただけのメールアドレスは、元のメールアドレスと同一とみなすWebサービスも増えているので、このワザが使えないことも。そのようなときは、素直に別なメールアドレスを用意しましょう。